「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
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【あらすじ】
結婚式当日に遭遇した銀行強盗犯を捕えようとし、危うく警察長官を轢き殺してしまいそうになったことで、デスクワークに左遷された熱血刑事ファーロン。これがきっかけで婚約者から別れを告げられ、その反動で暴飲暴食により激太りしてしまう。
ある日、強盗事件の容疑者を日本まで連行する任務についたファーロンだったが、ヤクザの麻薬抗争に巻き込まれてしまい、容疑者を取り逃がしてしまう。
ファーロンは、歌舞伎町を舞台に容疑者を捕えようと麻薬組織と対峙する―
【コメント】
さて、2021年第2弾の映画鑑賞となったのは、ご存じカンフーアクションスター、ドニー・イェンのアクションコメディである本作を鑑賞。
本作は、香港映画好きならその名を知らぬ者はいない、サモ・ハン・キンポー主演の『燃えよデブゴン』のオマージュ的作品。リメイクの類ではありませんね。
ドニー兄貴が好きな僕としては観ない手はないだろうと、ステイホームの長期休暇のラスト日、「TOHOシネマズ立川立飛」に足を運んだ次第です。
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うむ、まずまずの面白さ。相変わらずのドニー兄貴のキレッキレカンフーが観られただけでも僕的には満足、新年にスカッとするカンフーアクションが観られたので良しとします。見れば一目瞭然ですが、ドニー兄貴のデブ姿はメイク。そもそもドニー・イェンはデブじゃないので、リアルデブのサモ・ハン・キンポーと比較すれば当たり前の動きかなと。逆に、リアルデブであれくらいの動きができるサモ・ハン御大の評価のほうが上がってしまいましたが。
ストーリー的には良くも悪くも80年代香港映画っぽい展開で、しっちゃかめっちゃかな展開に古臭いお笑い、だけどカンフーバトルとなると途端に目を見張るくらいのキレッキレな動き。学生時代に熱中して観ていた80年代香港映画のテイストがちりばめられていて、なんか懐かしくも感じましたね。
とにもかくにも見どころはドニー兄貴のキレキレカンフーこれひとつ。歌舞伎町がなんかヘンとかそんな細かい部分をツッコんではいけません。これまでハードでワイルドなキャラだったり、イップ・マンのような凛とした聖人君主のようなキャラとは一変したコミカルなキャラを演じたドニー兄貴を讃えるべき作品ですね。個人的には先生役を演じた『スーパーティーチャー 熱血格闘』もお気に入りですが。
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そういやデブゴンつながりで、ドニー・イェン主演で『女デブゴン 強烈無敵の体潰し!!』なんてカンフー映画もありましたね。ドニー兄貴のデビュー作。これTVで観た時まだ中学生だったので実に三十余年も前、この主演がよもや今カンフーアクションスターとして第一線で活躍しているとは感慨深いです。ドニー兄貴にはこれからもケガに気を付けて第一線で活躍してほしいですね。
【2021年度 Myランキング】(1/4時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
緊急事態宣言は愚策である!
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:
3位:
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
燃えよデブゴン TOKYO MISSION
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