「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
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ギレルモ・デル・トロ
【 原作 】
ロアルド・ダール
アン・ハサウェイ
オクタヴィア・スペンサー
スタンリー・トゥッチ
クリス・ロック
【あらすじ】
交通事故で両親を亡くし、おばあちゃんに引き取られた少年。最初はなかなか打ち解けなかったが、天真爛漫なおばあちゃんに少年は心を開いていく。
そんなある日、少年は魔女と遭遇する。危険を察知したおばあちゃんは、少年とともに豪華なホテルに非難するが、そこで魔女たちの集会を目撃してしまい、彼女たちの恐ろしい計画を知ることになる。
大魔女グランド・ウィッチに見つかってしまった少年はネズミの姿に変えられてしまうが、おばあちゃんとともに魔女たちの陰謀に立ち向かっていく―
【コメント】
年度末のクソ忙しい今日この頃、一週間の疲れを映画鑑賞で癒そうと行きつけのTSUTAYAにいったところ目に留まったのが本作。
映画ファンならご存じロバート・ゼメキス監督のファンタジックコメディで、アン・ハサウェイという今を輝くアクトレスが悪役で昨年12月に劇場公開された作品ですが、コロナの影響もあって全く話題にならず。とりあえず観ておいて損はないだろうと手に取った次第です。
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(C)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
うん、まずまずの面白さ。ロバート・ゼメキス監督なだけにある程度のクオリティは持っているし、見せるところは見せて楽しませるところは楽しませる、アン・ハサウェイの魔女も魅力的だしそれぞれのキャラも引き立っている。老若男女楽しめる王道の手堅い作りです。もっとも、作りが手堅過ぎて作風が一昔前だな~という感じもしましたが。
ほんと、ゼメキス監督全盛期の『ロジャー・ラビット』とか『永遠に美しく・・・』とかいった1980~90年代を彷彿とさせる、ある種ドタバタでファンタジックでちょっとホラーでユーモラスな作品。懐かしさがある反面、既視感をバリバリ感じさせるものなので、正直それほど印象深く残る作品ではありませんでしたね。
まあでも、アン・ハサウェイの大魔女の熱演ぶりは良かったと思うし、おばあちゃん役のオクタヴィア・スペンサーも人当たりがよくて頼りになる肝っ玉母ちゃんみたいで良い。結局、少年は人間に戻らずネズミになったまま生きていくことになるんですが、そういう結末でよかったのかよとも思いましたが。ハッピーエンドなのかどうかは捉え方次第でしょうが。
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(C)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
そんなわけで、まあ往年のゼメキス監督作品を観られたというだけでも良かったのかなと。原点回帰なのか、それともちょっとした箸休め的に手堅い作品を頼まれたのか。とはいえ、作風はもう古いな~という感じがしたのは時代の流れでしょうかね。
【2021年度 Myランキング】(3/27時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
年度末のリミット近い。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:すばらしき世界 ★★★★
4位:ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実 ★★★★
5位:哀愁しんでれら ★★★☆
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
2位:太陽は動かない ★★☆
3位:
<その他ランク外一覧>
燃えよデブゴン TOKYO MISSIONおとなの事情 スマホをのぞいたら名も無き世界のエンドロールファーストラヴチャイニーズ・ゴースト・ストーリー(未)アーカイヴコスモボールインビジブル・スパイブレイブ-群青戦記-フローズン・ストーム(未)魔女がいっぱい
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