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2021年映画鑑賞総括【ベスト10&ワースト3】

 改めまして、2022年明けましておめでとうございます。

 

 昨年も2020年に引き続き世界的に新型コロナに振り回された年でしたね。

 年明け早々に緊急事態宣言が出され、なかなか収まりを見せないままズルズルと春先まで続いてしまった状況に。上半期はまた都内の映画館も閉館になってた時期もあり、映画ファンとしては哀しい状況もありました。

 それでもなんとかワクチンが出来上がり、1年遅れの無観客での東京オリンピックも開催されたし、全国規模での接種により、都内も一時期は新規感染が一桁台までに落ち込んでやっとこさ収まりを見せほっと一安心、と思ったのもつかの間、年末のオミクロンの拡大でまたもや振り回されている状況。なかなかしぶといウイルスですな。3回目のワクチンで収まってくれればよいのですが。

 

 2021年もなかなかに難儀だった映画鑑賞ですが、なんとかライフワークの映画鑑賞は途切れさせず、本ブログを続けることができました。2009年開始から12年、軽い気持ちで始めたブログも干支を一周するほど続けることができました。本ブログを読んでいただいている読者の方々、毎度のご愛顧ありがとうございます。

 2022年もライフワークである映画鑑賞を続けていく所存、本ブログに駄文をしたためていこうと思っておりますので、今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 そんなわけで、2022年の鑑賞開始にあたり、まずは2021年映画鑑賞の総括をしておこうと思います。

 

1.映画鑑賞本数

 

   162本 (前年:178本/前年比:▲16本)

 

 【内訳(年代別)】

   2021年公開作品:103本(前年:100本/前年比:+3本)

          その他: 59本(前年:  78本/前年比:▲19本)

 

 【内訳(媒体別)】

           劇場:63本(前年:44本/前年比:+19本)

         レンタル:70本(前年:72本/前年比:▲ 2本)

       テレビ放映:14本(前年:36本/前年比:▲22本)

        動画配信:10本(前年:17本/前年比:▲ 7本)

         その他:  5本(前年: 9本/前年比:▲ 4本)

 

 

2.『シネマ報告書2021』について

 

 2021年も例年と大差なく103本鑑賞。緊急事態宣言の影響により、上半期は特にレンタルを多く利用した年でした。2021年もなんだかんだでよく観ましたね。

 2021年公開作品についても、いつものごとく『シネマ報告書2021』の掲載にあたってに記載する方針に則った映画鑑賞を実施してきました。2020年に引き続き、上半期は緊急事態宣言に伴う休館で劇場に足を運べませんでしたが、公開延期となっていた作品が下半期で花開き、昨年よりも劇場に行くことができましたね。プラス、レンタルでマニアックな作品や劇場未公開作品を鑑賞したし、なによりAmazonPrimeVideoによる鑑賞も増えた年でもありました。行きつけのTSUTAYAならびにアマプラには非常にお世話になりました。

 

 ということで、2021年公開作品の総括は、洋画・邦画とも新型コロナに負けないくらい面白い作品が多かった豊作の年だったと思います。下半期の目玉作品の怒涛のラッシュ公開により見逃した作品も多く、あれも観たかったこれも観ておくべきだったと悔やんでますが、それでも2021年の映画は、十二分に楽しませてくれる作品が多かった印象です。

 その結果であるランキングが以下のとおりとなりました。

 

(1)ベスト作品

  1位:ファーザー ★★★★★

  2位:サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~ ★★★★☆

  3位:護られなかった者たちへ ★★★★☆

  4位:孤狼の血 LEVEL2 ★★★★☆

  5位:すばらしき世界 ★★★★

  6位:ヤクザと家族 The Family ★★★★

  7位:空白 ★★★★

  8位:ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 ★★★★

  9位:マリグナント 凶暴な悪夢 ★★★★

 10位:Mr.ノーバディ ★★★★

 次点:ガンズ・アキンボ ★★★★

     ラストナイト・イン・ソーホー ★★★★

     フリー・ガイ ★★★★

     

 2021年の映画鑑賞の中で、僕が最も深く印象に残った作品は、『ファーザー』、『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』、『護られなかった者たちへ』、『孤狼の血 LEVEL2』。2021年を代表する作品はこの4強で決まりです!

 

(C)NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINE-@ ORANGE STUDIO 2020
 
(C)2020 Sound Metal, LLC. All Rights Reserved.
 
(C)2021 映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
 
(C)2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
 

 2021年で抜群に面白かったのが、名優アンソニー・ホプキンス主演の『ファーザー』。見事アカデミー主演男優賞に輝いたこの作品、認知症を患った人間の視点で作られた“認知症の追体験”という、まさに斬新な映像とストーリーテリングで非常に興味深いとともに、将来自分もなるかもしれない認知症の良い勉強材料ともなった作品でしたね。

 続いて、アマプラで先行公開され話題になったドラマ『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』、本作はメタル好きも僕がタイトルに惹かれて鑑賞したわけですが、実際は後天的な障碍を持ってしまった主人公の抗いと悟りがとても心に沁みた作品でした。贔屓のマッサージのお姉ちゃんに本作を紹介したらさっそく観てくれたらしく、とても良かったと感想をいただきました。

 そして、東日本大震災を舞台に生活保護というテーマを持ったヒューマンミステリー『護られなかった者たちへ』も心に深く刻まれた作品、待ちに待った第2弾のヤクザバイオレンス『孤狼の血 LEVEL2』の邦画2作品がベスト3,4を占めました。2021年は邦画も負けず劣らず面白い作品が多かったです。

 

 4位『孤狼の血 LEVEL2』と、5位『すばらしき世界』、6位『ヤクザと家族 The Family』の3作品は、どれもヤクザという色を持ったものですが、どれも様々な視点で見たヤクザという姿がとても興味深く面白かったですね。

 その他、7位から次点までほぼ同列ながらも確かな面白さを持った作品群です。惜しくもランク外となっりましたが、『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』や『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』、『共謀家族』の3作品も外すには惜しいくらい面白い作品でした。

 2021年も、こんなにたくさんの面白い作品に巡り会えたのはとても嬉しい限り。いやー映画って、本当に素晴らしいものですね。(水野晴郎風に)

 

 

(2)ワースト作品

  1位:樹海村 ★★

  2位:AVA エヴァ ★★

  3位:ゴジラvsコング ★★☆

 

 2021年のワースト1はダントツ『樹海村』ですね

(C)2021「樹海村」製作委員会
 

 本作はレンタルで鑑賞しましたが、まあ期待しないで観てみたら案の定というか予想どおりというか。じゃあ観るなよって話でもありますが、ほんっとつまんなかったッスね。これで今年『牛首村』っつー第3弾も公開されるんだから逆に大したもんですよ、Jホラー。逆に楽しみでしょうがありません、劇場では観ません。

 ワースト2の『AVA エヴァ』も何やってんのかまとまりがない作品でつまらなかったですが、ガッカリだったのがワースト3の『ゴジラvsコング』。モンスターバース待望の新作で、前作が面白かっただけに期待してたんですが、これまでの悪い部分が目立った結果になってしまった残念な作品でしたね。

 

 

3.その他鑑賞作品

 

 2021年公開作品以外に鑑賞した映画についてですが、行きつけのTSUTAYAも大いに利用したところもありますが、AmazonPrimeVideo等の動画配信での鑑賞も大いに利用した年でもありました。

 とはいえ、動画配信は映画よりもアニメを数多く観ましたかね。「呪術廻戦」しかり「ODD TAXI」しかり「Dr.STONE」しかり。あとオカルト系が好きな僕としてはそっち系のバラエティ番組なんかも多く観たりしてました。

 そんな中で、GYAO!で配信されていた三池崇史監督の1999年作品『オーディション』。これはレンタルにもなく動画配信もされておらず、前々から観たかった作品でして、GYAO!で無料配信されていたのでやっとこさ観られたのは嬉しいところ。噂どおり凶悪も凶悪なグロ映画で、久しぶりにキッツーイ作品観たなーと印象付けられた作品でした。

 今年はもっともっと動画配信を利用しまくりたいと思っております。観たい作品がNetflixに多そうなので、いよいよ入会してしまおうかと画策中です。

 

 

4.2022年の抱負

 

 以上、2021年の映画鑑賞総括でした。

 2022年もライフワークである映画鑑賞を大いに謳歌し、未だ観ぬ名作・傑作を貪欲に探し続け、充実した映画ライフを過ごそうと思う所存です。

 本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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