「ブラックアダム」　★★★～これからどうなるDCユニバース

※※※　注意　※※※

　「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

　これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

「『シネマ報告書2022』の掲載にあたって」

これからどうなるDCユニバース★★★Image may be NSFW.
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ドウェイン・ジョンソン

オルディス・ホッジ

ノア・センティネオ

サラ・シャヒ

マーワン・ケンザリ

クインテッサ・スウィンデル

モー・アマー

ボディ・サボンギ

ピアース・ブロスナン

【あらすじ】

　5000年、魔術師シャザムの力により魔術を授けられたカーンダックのテス・アダムは、愛する息子の復讐のため破壊の限りを尽くすが、人間たちによって長きに渡り封印されてきた。

　現代、カーンダックを支配する組織インターギャングは、更なる支配を求め“サバックの王冠”を探していたが、その最中、呪文によりテス・アダムが5000年の眠りから目覚め、、再び破壊を始める。

　アダムを人類の脅威とみなしたスーパーヒーローチーム“JSA”（ジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ）」は、アダムの暴走を止めるべくカーンダックに向かう。かくして、アダムとJSAとの戦いの火ぶたが切って落とされる―

【コメント】

　2022年もラストマンス12月。仕事ではまたもや悩み事が押し寄せ、相変わらず忙しない日々を過ごしておりますが、ライフワークの映画鑑賞も大詰めとなり、劇場鑑賞作品も残り数本となりました。

　そんな中で今回鑑賞したのが、マーベルと双璧を成すDCコミックスの“DCエクステンデッドユニバース”（DCEU）久々の新作ということで楽しみにしていた作品です。

　とはいえ、安定した人気と興収を誇るMCUとは違い、なかなか安定せず幾多の方向転換を迫られているDCEU。ここ数年で何とか持ち直しかけている感じはあるものの、ここが正念場といった状態が続いているわけで、そこでジャウム・コレット＝セラとドウェイン・ジョンソンという布陣で出してきた本作。一体どんな内容になっているのか、とにもかくにも「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。

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　うむ、とりあえずは及第点といったところでしょうか。出色の出来とは言わないまでも、劇場鑑賞に十分耐えうるクオリティと迫力で十分に楽しめました。もっともこのブラックアダムなるヒーロー、日本では全くもって知名度が無いに等しいため、当初僕はこの存在はヒーローなのかヴィランなのかという立ち位置がよく分かってないまま鑑賞してましたが。JSAなる新たなヒーローチームも登場するしね。

　まあ、とはいえ、DCの世界観についてまだ知識がない状態なので、シャザムといったユニバースの共通項を見つけられたり、エンド後に登場するスーパーマンとの対峙なんかはワクワクさせられましたね。これだよこれ、ユニバースの醍醐味ってこういうところだよね～と、初期のMCUを思い出したりもしましたし、これだけでこれからDCユニバースどういった展開になるんだろうという期待感が出てきますね。

　ブラックアダム役のドウェイン・ジョンソンもまさにブラックアダムって容姿をしていて、実際、当の本人もこのブラックアダムというアンチヒーローに並々ならぬ愛着と気合が入っているようで、晴れて本人による映画化が実現されたといういきさつがあります。映画の熱演ぶりから見てもそれが伝わってくるので、とりあえずは成功と言えるんじゃないでしょうかね。

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