「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
タランティーノに影響受けまくり
★★★
(★…1点 ☆…0.5点,★5つで満点)
(2012年/アメリカ/98分/Sushi Girl)
【 製作・監督・脚本 】
カーン・サクストン
【 出演 】
トニー・トッド
ジェームズ・デュバル
ノア・ハサウェイ
アンディ・マッケンジー
マーク・ハミル
コートニー・パーム
マイケル・ビーン
ダニー・トレホ
千葉真一
【あらすじ】
とある屋敷に、6年前の強盗仲間である5人の男たちが集う。ただひとり警察に捕まったフィッシュの出所祝いの宴として用意されたものだ。宴のテーブルには、美しい女性の裸体に寿司を並べた“女体盛り”が用意されており、男たちは豪華な食事を楽しむはずだった。
しかし、5人が集った真の目的は、盗んだダイヤのありかを探ること。ダイヤをフィッシュが独り占めしようと隠していると睨んだ4人はフィッシュを監禁、ダイヤのありかを吐かせるための拷問が始まり、晩餐は狂乱の宴へと変わっていく―
【コメント】
さて、公開当時(昨年12/22)にとても気になってた本作でありましたが、公開している劇場がほとんどなく、師走の時期もあって泣く泣くスルーしたのですが、割と早くDVD化されたのでレンタルした次第。
ちなみに本作、“TSUTAYAだけ”マークがついておるため、TSUTAYAでしかレンタルできない模様。まじめな話、このようないちレンタル店が作品を独占するような商売はいかがなもんでしょうかね。
話がそれるので、TSUTAYAの文句はおいおい語るとして、本作『SUSHI GIRL』は、僕の所感ではかなりタランティーノ作品に影響を受けてるな~と。それもかなりモロに。どちらかといえば初期の作品『レザボアドッグス』を彷彿とさせていますね。ダーティーな男たちの欲望、裏切り、暴力のような空気感がもうね。
日本のアンダーグラウンドなカルチャーをベースにしていたり、マイケル・ビーンやダニー・トレホという豪華キャストをチョイ役として惜しげもなくあっさりと殺しちゃったり、オリジナル曲を作らず、過去の比較的マイナーな楽曲をBGMとして起用したり。これはリスペクトなんでしょうかね~それとも雰囲気丸パクリのイメージのほうが強いんですがね。まあでも、それなりに悪くはなかったです。作った人は日本文化が好きなんでしょうかね。
そんなことよりも、あの『スター・ウォーズ』のルークと、まさかこんな形で再会しようとはね!
あの頃のシュッとした感じはどこへやら、立派な中年親父に成長しておられました。でも、なかなかどうしてインテリで性悪なイメージはバッチリハマってましたね!
さて、タイトルでもある女体盛り姉ちゃん“SUSHI GIRL”の存在意義について、本編のほぼ9割関わってこないのですが、クライマックスである意味どんでん返しともいえる最大のキーパーソンとなってきますので、興味のある方はどうぞお楽しみになってみてはいかがでしょう。
【2013年度 Myランキング】(4/6時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:愛、アムール ★★★★★
2位:燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘 ★★★★☆
3位:シュガー・ラッシュ ★★★★
4位:レ・ミゼラブル ★★★★
5位:ジャンゴ 繋がれざる者 ★★★☆
6位:アウトロー ★★★☆
7位:テッド ★★★☆
8位:デッド寿司 ★★★☆
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:ダイ・ハード/ラスト・デイ ★★
2位:脳男 ★★☆
3位:ゼロ・ダーク・サーティ ★★☆
<その他ランク外一覧>
96時間/リベンジLOOPER/ルーパーキャビンプラチナデータクラウド アトラスグレイヴ・エンカウンターズ2SUSHI GIRL
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