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映画鑑賞 2011年総括!

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さて、2012年も1月半ばとなってしまったが、昨年の映画鑑賞の総括といきましょうか。

1.映画鑑賞本数

   167本 (前年:153本/前年比:+14本)

   【内訳】 劇場:66本 (前年:63本/前年比:+3本)
        DVD:27本 (前年:44本/前年比:▲17本)
        テレビ放映:73本 (前年:46本/前年比:+27本)
        その他:1本


2.『シネマ報告書2011』について

 2011年も観ましたな。
 劇場に足を運んだのが、2010年+3本の66本で若干UPではあるがほぼ同数。2011年もほぼ週一週二で映画館に通いましたな。毎度パンフも購入してるし、なかなかの費用だ。
 さて、2011年も2010年と同様、面白い映画が多かった豊作の年であったな、というのが感想だ。
 で、2chスレ『★投票★ 今年のベスト映画&ワースト映画 2011』に投票したランキング以下の通りだ。

(1)ベスト10

   1位:冷たい熱帯魚
   2位:電人ザボーガー
   3位:SOMEWHERE
   4位:127時間
   5位:恋の罪
   6位:新少林寺 SHAOLIN
   7位:モテキ
   8位:塔の上のラプンツェル
   9位:宇宙人ポール
  10位:ステキな金縛り
   次点:漫才ギャング
      さや侍
      イップ・マン 葉問

 2011年はなんといっても『冷たい熱帯魚』だな!!
 2010年のナンバー1だった『告白』のさらに上をいく衝撃度でしたな。
 実は本作が僕の園子温作品初体験であったのだが、観終わって何とも言えない嫌~な感じとムラムラ感が入り混じった感覚を覚えた気分で、それを向う一週間引きずった作品だった。あの気分はめったに味わえない。なんだかんだ講釈タレても、映画は感覚に訴えてナンボですね。
 同じく園子温モノ『恋の罪』も、本作ほどのインパクトはなかったものの、なかなかの衝撃作でありましたな。

 あえてそれに対抗できたと思われるのが、奇才・井口昇監督の特撮『電人ザボーガー』。
 年齢や趣味趣向がかなり限定された人を選ぶ作品(いわゆるオッサン)ではあるが、日本古来の“特撮”への愛とリスペクトに満ち溢れた作品で、ハマる人は確実にハマる、感激すること受けあいだ。
 一般の映画館で拍手が沸き起こるのを経験したのもこれが初めての体験だった。

 その他、TVドラマからファンになった『モテキ』なんかも良かったし、ディズニーアニメの会心作『塔の上のラプンツェル』なんかも良かった。
 三谷作品『ステキな金縛り』は安定した安心の完成度だったし、松ちゃん3本目の監督作品『さや侍』では笑いの中に感動を織り交ぜた良作。
 なにかと評判のよろしくない品川監督作品『漫才ギャング』なんかも個人的には十分に楽しめた。というか、あくまで自分の想像だが、品川はちょっとしか監督してないんじゃないか?と。映像作品に慣れてないとあれくらい作れないと思うのだが。
 あとは何といっても『イップ・マン 葉問』だな~。カンフー映画で育った僕は感激しましたね。ドニー・イェンの動きも確かだし、手に汗握るファイトを楽しませてくれる。
 考えてみれば、2011年はドニーの作品めっちゃ公開してたな。

 そして、ランキングで特別扱いしておきたい作品は『SOMEWHERE』と『127時間』、そして『新少林寺 SHAOLIN』だ。
 2011年にめでたく2度目の成人式を迎えた年齢となった自分にとって、はっとさせられる、今の自分の生き方に見つめ直させるきっかけとなった3作品だった。
 仮にこの3作品を20代に観ていたら、それほどの感銘を受けることはなかったに違いない。考えてみれば、過去に観た映画の中でそんな作品があっただろうな~とも思える。
 映画を観る“タイミング”でも作品の評価ってだいぶ変わるんでしょうな。

 そのほか、ランキングからは惜しくも落ちてしまったが、まだまだ面白かった映画はたくさんあった。
 特に『ピラニア3D』は実に計算されたバカ映画だったな~続編が非常に楽しみ。加えて『猿の惑星:創世記<ジェネシス>』なんかも、シリーズ物でよくある小銭稼ぎのエピソード0モノとして見てはいけないくらい完成度はかなり高い。
 その他『アンチクライスト』、『イップ・マン序章』、『ブラック・スワン』、『アンノウン』、『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』、『ロシアン・ルーレット』、『探偵はBARにいる』、『カイジ2~人生奪回ゲーム~』、『リアル・スティール』んど、ランキングから落とすにはちょっともったいなかった作品群だ。

            
(2)ワースト3

  1位:ウォール・ストリート
  2位:1911
  3位:三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船


 2011年のワーストは『ウォール・ストリート』『1911』、そして『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』に落ち着いた。 本気で退屈な映画だったからね。「早く帰りたい!」と切実に思った3作品だ。
 わが永遠のヒーロー、ジャッキー・チェンには申し訳ないが、ワースト2の『1911』、ありゃダメだ。史実モノとしても何も得るものが無い。

 ほかのワーストとして、綾瀬はるかの乳くらいしか見どころが感じられなかった『プリンセストヨトミ』や期待値の高かったアニメ作品『カーズ2』、『カンフーパンダ2』も鑑賞後のガッカリ感が否めずの作品だった。
 その他『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』、『GANTZ:PERFECT ANSWER』、『これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫』、『スカイライン-征服-』、『SUPER 8/スーパーエイト』、『マイティ・ソー』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』、『カウボーイ&エイリアン』が挙げられる。並べてみれば結構多いな。


3.その他

(1)DVD鑑賞

 毎度のことレンタル屋では『プリズン・ブレイク』『LOST』『24』などのTVシリーズをレンタルしつつ、2011年は『GANTZ』や『けいおん!』、『逆境無頼カイジ』、『ひぐらしのなく頃に』のような過去話題になったアニメシリーズなんかにも手を出したり。いや、『ひぐらし~』にはやられたわ。何をいまさら言ってんだ。
 で、2011年は2010年からの17本減である27本と少なめの結果となりました。
 その中でも『チェンジリング』、『13/ザメッティ』、『(500日)のサマー』、『サマータイムマシン・ブルース』、『チェイサー』、『エスター』、『川の底からこんにちは』なんかはお気に入りだ。
 特に『フィースト』みたいなバカホラー映画はやっぱり最高だ。


(2)テレビ放映

 2011年は7月に地デジ移行に伴い、地デジ対応のHDDレコーダーを購入。ネット調査や電気店での現物調査を経ていろいろと悩んだが、結局PanasonicのブルーレイDIGAを購入した。編集が楽なんだよ、DIGAは。
 で、毎年行っているセリフだがHDDレコーダーとは下に恐ろしい家電だ。とにかくどんどんHDに溜まっていく。気が付けば残量2~3時間なんてのもザラ。なので観ては消去、また観ては消去の繰り返しで、結局テレビ放映作品を73本も観るという結果に。
 BSなんかも録画してたからね~これでWOWOWなんかに加入したらどうなることやら…手は出せんなこりゃ。


(3)その他

 その他として、新聞社主催による映画鑑賞会の招待状を会社の上司にポイと渡され行ってきた1本。
 『マダムと女房』という、日本の初トーキー映画というどえらい古い映画だったが、こんな作品を劇場で観られることはめったにないことだ。いい経験であった。


4.2012年の抱負

 以上が2011年の映画鑑賞総括だ。
 というわけで、2012年も充実した映画ライフを過ごすべく、未だ観ぬ名作・傑作を貪欲に探し続けていく所存です。

以上


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