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「猿の惑星 聖戦記<グレート・ウォー>」 ★★★★☆~21世紀の傑作SF、堂々の完結

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

「『シネマ報告書2017』の掲載にあたって」

 
21世紀の傑作SF、堂々の完結
★★★★☆
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 

(2017年/アメリカ/140分/War for the Planet of the Apes)

 

【 監督 】
マット・リーブス
 
【 出演 】
アンディ・サーキス
ウッディ・ハレルソン
スティーブ・ザーン
カリン・コノバル
アミア・ミラー
テリー・ノタリー
タイ・オルソン
マイケル・アダムスウェイト
トビー・ケベル
ガブリエル・チャバリア
ジュディ・グリア
 

 

【あらすじ】

 

 高度な知能を得たシーザー率いるサルト人類との全面戦争が勃発して2年。

 大佐率いる人間の奇襲により妻と息子を失ったシーザーは、仲間とともに復讐の旅に出る。

 大佐のアジトにたどり着いた一行だが、そこには仲間たちが捕えられ過酷な重労働を強いられていた。

 復讐心のあまり冷静な判断を失っていたシーザーは、仲間を助けるために脱出の計画を実行する―

 

 

【コメント】

 

 さて、SF映画の金字塔『猿の惑星』のエピソード0ともいうべき3部作。2011年公開『猿の惑星:創世記<ジェネシス>』から始まり、2014年『猿の惑星:新世紀<ライジング>』ときて今年、いよいよその完結編が公開ということで、非常に楽しみにしていた本作。なんてったって、これまでの2作が軒並み完成度が高く、近年のSF映画では傑作の部類に入ってもおかしくない面白さなので、エピソード0がどう完結するのか、どう1968年版につながっていくのか、とにもかくにも劇場に足を運んだ次第です。

 

 

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 

 

21世紀の傑作SF、堂々の完結

 

 もう感無量ですね。メッチャクチャ面白かったです!言いたいことはないわけではないけど、21世紀の傑作SF映画として堂々の完結といったところですね。シリーズ通してこれほどまでに完成度が高い映画はそうそうめったにないですからね。

 本作は、前作の“戦争が勃発する過程”というテーマを踏襲したもので、エンタメ要素はもちろんありつつも、現在の世界情勢を反映した風刺がこもった奥深いテーマもあって、相変わらず重厚で見応え十分、単なるSF映画と括るにはもったいないくらいの完成度を誇っています。

 「戦争が長引くと狂信者が生まれ、それに同調する集団が生まれる」ということ、そして結果的に「目的を忘れた同族同士の戦争により身を滅ぼす」という、戦争における人間の心理を描きつつも、決してエンタメ性を失わず最後まで飽きさせずにバッチリ見せてくれるサービス精神は改めて凄いといった印象です。

 ラスト、雪崩で人間が一気に全滅したりと、いろいろと都合が良すぎるシーンもあったり、序盤の旅のシーンがやや助長だったりと、いろいろと言いたいことはありますが、とにかく本作しかり、シリーズ通して全部面白かったので、近年の傑作と呼ぶにふさわしい映画だと僕は感じます。

 

 

シーザーよ永遠に

 

 本作の完結にふさわしく、主人公猿のシーザーはラスト、カッコよく散っていきます。あれを観て僕はとにかく鳥肌モンの感動でしたね。3作通して戦い続けた英雄シーザーに思わず拍手です。

 いやでも、改めて昨今のCGの進歩には驚かされます。シーザーの凛々しい雄姿もさることながら、それぞれの猿たちが実に個性的で、人間の役者のように違いが分かる。初期作のような人間のメイクで作った猿ではなく、本当に猿が演じているかのようなリアルな質感をもったCGに感心しきり。

 映画のストーリーもさることながら、さすが最先端のSFだなーと感心させられる映画ですね。

 

 

1968年版に一応つながったが・・・

 

 同族同士の争いにより人間が滅び、ラスト、やっと安住の地を見つけ出した猿たち。人間が話せなくなってしまっているという伏線も回収し、これで一応の1968年版につながったということでしょうか。

 しかしながら僕が思うに、これにはまだその後のストーリーがあるんじゃないかと感じます。人類との戦いは本当に終わったのか、人類はもういなくなってしまったのか、猿たちは本当にこれから平和な日々を過ごすことができるのか。チャールトン・ヘストンが猿の惑星に降ってくるまでまだまだ期間があるはず。それを考えると、まだまだ続きを作る伸びしろは残っているんじゃないかと感じます。

 1968年のシリーズは、重ねるごとにグダグダになってしまい尻すぼみな終わり方となってしまいましたが、今回の3部作の勢いにのって、もっと続きが観たいなーと思います。グダッちゃだめだけどね。

 シーザーの息子が成長し、父親シーザーの遺志を継いで人間との戦いを繰り広げるというネクスト3部作も観たいと思う今日この頃です。

 

 

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 

 

【2017年度 Myランキング】(10/15時点)

 

 本作は、本年度のベスト10中1位(暫定)にランクイン。

 すばら。

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:猿の惑星 聖戦記<グレート・ウォー> ★★★★☆

  2位:沈黙 -サイレンス- ★★★★☆

  3位:愚行録 ★★★★

  4位:帝一の國 ★★★★

  5位:三度目の殺人 ★★★★

  6位:ハクソー・リッジ ★★★★

  7位:ジョン・ウィック:チャプター2 ★★★★

  8位:パージ:大統領令 ★★★★

  9位:チア☆ダン ★★★★

 10位:暗黒女子 ★★★★

  次点:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス ★★★★

     銀魂 ★★★★

     メッセージ ★★★☆

     おじいちゃんはデブゴン ★★★☆

     

 

  (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:無限の住人 ★☆

  2位:アサシン クリード ★★

  3位:グレートウォール ★★

 

 

<その他ランク外一覧>

本能寺ホテル新宿スワンⅡザ・コンサルタントドクター・ストレンジマグニフィセント・セブンサバイバルファミリーナイスガイズ!咲 -Saki-トリプルX:再起動お嬢さんラ・ラ・ランドスレイブメン特捜部Q PからのメッセージSING シングキングコング 髑髏島の巨神パッセンジャームーンライトゴースト・イン・ザ・シェルハードコアイップ・マン 継承バーニング・オーシャンRANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編フリー・ファイヤースプリットブレア・ウィッチミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちドラゴン×マッハ!22年目の告白-私が殺人犯です-NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲームレイルロード・タイガーTAP THE LAST SHOW忍びの国パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊人魚姫破門 ふたりのヤクビョーガミカーズ クロスロードモアナと伝説の海東京喰種 トーキョーグールジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章ザ・マミー 呪われた砂漠の王女スパイダーマン:ホームカミングトランスフォーマー 最後の騎士王ペット 檻の中の乙女ワンダーウーマンスキップ・トレース哭声 コクソン新感染 ファイナル・エクスプレスダンケルク散歩する侵略者霊幻道士 こちらキョンシー退治局ベイビー・ドライバーエイリアン コヴェナントひるね姫~知らないワタシの物語~亜人奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガールワイルド・スピード ICE BREAKアウトレイジ 最終章ブラッド・ファーザー

 


 

『猿の惑星 聖戦記<グレート・ウォー>』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

 

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