「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

西岸良平
![]() | 小説 DESTINY 鎌倉ものがたり (双葉社ジュニア文庫) 756円 Amazon |
高畑充希
堤真一
安藤サクラ
田中泯
中村玉緒
市川実日子
ムロツヨシ
要潤
大倉孝二
神戸浩
國村隼
古田新太(声)
鶴田真由
薬師丸ひろ子
吉行和子
橋爪功
三浦友和
【あらすじ】
【コメント】
さて、今回も週末の鑑賞映画を行きつけのTSUTAYAで物色して目に留まった本作を鑑賞。
本作は、お正月映画として公開された日本のファンタジー映画で、昨今のファンタジー映画監督の代表格である山崎貴監督ということで、公開当時観に行こうか迷っていたものです。
結局劇場での鑑賞はスルーしたものの、今般めでたくDVD化といことで手に取ってみた次第です。
(C)2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会
うむ、なるほどね。ゴリゴリのSFものではなく、「ゲゲゲの鬼太郎」のような日本の古き良きほのぼの妖怪物語といったところでしょうかね。イメージ的にはむしろ『鴨川ホルモー』のほうがしっくりくるかな。お正月商戦を狙った老若男女問わず楽しめるファンタジー映画でしたね。まあ、悪くはなかったと思います。
日本でも特別に歴史のある鎌倉を舞台に、奇怪な魔物や死神、ビンボー神、黄泉の国のような日本ならではの世界観を構築したユニークな物語で、2時間ちょいの範囲内でいろいろなエピソードを詰め込んでいるので楽しめるといえば楽しめる。もっとも、僕としてはちょいと話を詰め込み過ぎだったと思いますけど。
見どころはやっぱりクライマックス、過去から長い因縁のある天頭鬼に愛する妻の魂を奪われ、自らも魂になった正和が黄泉の国に乗り込んで妻を取り戻すエピソードでしょうが、さまざまなエピソードを詰め込み過ぎているせいか、特段のつながりがなく唐突に始まっちゃうんですよね。唐突に奥さんが死んじゃって死神に連れていかれて、正和も死んで黄泉の国に行って両親と再会して、天頭鬼と戦って黄泉の国から無事脱出の、めでたしめでたし。先のエピソードが結果的に伏線になっているっちゃあなってはいるものの、全体的にお上品でおとなしめなファンタジーなので、もっとメリハリがあっても良かったかなーと。
それにしても、役者陣のまあ豪華なこと。ほんのチョイ役でも豪華な役者を揃えてますな。でも、やっぱり若妻役の高畑充希のキュートさには負けますね。本作の彼女のあどけなさ、健気さは非常に輝いていたと思いますよ。彼女を見るだけでも癒されることでしょう。
(C)2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会
【2018年度 Myランキング】(6/16時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
スイーツ制限。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:孤狼の血 ★★★★☆
3位:デッドプール2 ★★★★
4位:万引き家族 ★★★★
6位:いぬやしき ★★★☆
10位:レディ・プレイヤー1 ★★★☆
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
2位:マンハント ★★☆
<その他ランク外一覧>
キングスマン ゴールデン・サークルジオストーム咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A祈りの幕が下りる時デトロイト羊の木スリー・ビルボードサニー/32今夜、ロマンス劇場でブラックパンサー15時17分、パリ行き去年の冬、きみと別れちはやふる-結び-マザー!トレイン・ミッションレッド・スパローダンガル きっと、つよくなるラプラスの魔女ランペイジ 巨獣大乱闘フラットライナーズ恋は雨上がりのように戦狼/ウルフ・オブ・ウォー勝手にふるえてろDESTINY 鎌倉ものがたり
