「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
(C)2018 Nekromancer Holdings Pty Ltd, Create NSW and Screen Australia
ベン・オトゥール
デヴィッド・ウェンハム
モニカ・ベルッチ
キャロライン・フォード
テス・ハウブリック
エピヌ・ボブ・サヴェア
【あらすじ】
古代より人間界では悪魔と“ネクロマンサー”との壮絶な戦いが繰り広げられており、現代、ネクロマンサーは悪魔をインターネットに封印することに成功する。しかし、悪魔はインターネットを使って人間を操ろうと目論んでいた。
そんな中、下水道の仕事をするハワードは、ネクロマンサーと悪魔の戦いに巻き込まれるが、実はハワードの両親はネクロマンサーで、驚異的なパワーの持ち主だった。
ハワードは悪魔に立ち向かうためネクロマンサーたちと悪魔に戦いを挑む―
【コメント】
あぁ、早く映画館で映画観てぇな~と、自粛生活が続いている今日この頃。東京もやっと自粛の成果が表れ始めているものの、まだまだ元通りにはいきませんな。そして、TSUTAYAのレンタルしのぐのも底を尽きかけている中、見つけたのが本作。
本作も「未体験ゾーンの映画たち2020」の中の一作ということで、ネット上ではそこそこの評価のようなので手に取ってみた次第です。
(C)2018 Nekromancer Holdings Pty Ltd, Create NSW and Screen Australia
ほほう、思ったより作り込んでいましたな。旧来の悪魔退治というオカルト題材にインターネットという現代アイテムを当て込んだ新感覚のオカルトコメディでしたね。なかなかに楽しめました。
全体的にドタバタなコメディ要素が強いから気楽に観られるんですが、悪魔とかネクロマンサーとか、神道日本じゃあまりピンとこないものがベースになっているので、スッキリと呑み込んで楽しめない部分は多い。それでもドタバタコメディなので、まあとりあえずは難しいこと考えずに観る分には良いかと思います。
それでも、ネットの中に悪魔が巣食っている設定とか、スマホのゲームで悪魔を退治するとか、悪魔の魂をキューブ上に封印するとか、3Dプリンタで死んだ人間を蘇らせるとか、最新のITアイテムを駆使したアイデアは面白いと思いますね。
(C)2018 Nekromancer Holdings Pty Ltd, Create NSW and Screen Australia
まあでも、これくらいのクオリティを持ってしても話題にならない映画の業界は大変だな~と思う今日この頃。その中でも全国公開される映画はエリート中のノエリート、全世界となるともはや支配者的存在ですね。
【2020年度 Myランキング】(5/9時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
テレワークの環境作らなくては。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:ミッドサマー ★★★★
5位:AI崩壊 ★★★☆
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:エスケイプ・ゲーム ★★
3位:ドローン ★★☆
<その他ランク外一覧>
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