「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
(C)2018 Action Film Partners LLC.All Rights Reserved.
ロバート・ブロンジー
リチャード・タイソン
ダニエル・ボールドウィン
エヴァ・ハミルトン
レイア・ペレス
【あらすじ】
犯罪が横行しているある街。その街に突如“K”と名乗る謎の男が現れ、悪党たちを次々と射殺していく。そしてKは、銃撃に巻き込まれ半身不随となった少女の家族に援助をする日々を送る。
Kの目的は一体何なのか。Kは街で暗躍する麻薬組織のボスに戦いを挑んでいく―
【コメント】
全国的に、そして東京にもようやくコロナ終息の光が見え始めてきた今日この頃。とはいえ、まだまだ自粛の日々は続き、映画館もまだ再開の兆しが見えていないわけで、僕もいつもながら行きつけのTSUTAYAに足を運ぶ日々が続いております。
そんな中で発見したのが本作。なんと、あの名優チャールズ・ブロンソンのそっくりさんを使って、代表作『狼よさらば』さながらの映画を作ってしまったという、これは映画マニアなら観ない選択肢はないだろうと、さっそく手に取った次第です。
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いや~もうこれは・・・チャールズ・ブロンソンの大いなるパロディ映画ですよ、これは。そっくりさんを使って、おそらくは大真面目に作ったアクションだとは思うんですが、空気感といいチャールズ・ブロンソンの代表作である「Death Wish」シリーズのパロディ映画と思って観たほうが楽しめると思います。
主演であるそっくりさんのロバート・ブロンジーも、その佇まいから完全にチャールズ・ブロンソンになりきっているし、内容も街に蔓延る悪党どもを拳銃ひとつでバンバンと撃ち殺していく一匹狼の自警団という、まさに『狼よさらば』そのまんまの映画。チャールズ・ブロンソンにオマージュを捧げた大真面目に作った作品なのか、はたまた「こいつそっくりだからこれで映画一本作っちまおうぜ!w」といったノリ一発のパロディ映画なのか。作り手の真意は定かではありませんが、ハッキリ言って観客側はパロディとして観たほうが絶対に面白いと思います。
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主演のそっくりさん、チャールズ・ブロンソンをいろいろと研究したんでしょうね。それでも要所要所フツーのオッサンの表情になるところもまたご愛嬌ということで。
本作は面白いつまらない云々よりも、チャールズ・ブロンソンを彷彿とさせているか否かに視点を置いたほうが楽しめる作品ですね。
【2020年度 Myランキング】(5/9時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
在宅勤務で仕事が思うように進まんな。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:ミッドサマー ★★★★
5位:AI崩壊 ★★★☆
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:エスケイプ・ゲーム ★★
3位:ドローン ★★☆
<その他ランク外一覧>
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