「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
ガブリエル・ユニオン
ビリー・バーク
リチャード・カブラル
エイジオナ・アレクサス
【あらすじ】
夫と子供二人で幸せに過ごすショーン・ラッセルは、亡くなった父親の遺産を相続するために子供二人とともに父の邸宅に足を踏み入れた。
しかし、その邸宅に謎の4人組が侵入、子供二人を人質に取る。彼らは、父が遺した大金が入った金庫を奪うために忍び込んだのだった。
ショーンは、子供を助け出すため、4人組と対峙することになる―
【コメント】
緊急時代宣言による自粛ムードで、どこもかしこも休業の嵐。出かけても楽しくないので、映画鑑賞の日々を過ごす今日この頃ですが、さすがにもうね。運動不足で首腰が痛くなってるし、いろいろと動き回りたいな~と、自粛解除を待つ日々を過ごしております。
そんなわけで、今回TSUTAYAで手に取ったのが本作。これも劇場未公開モノですね。なんか映画祭では上映されてたみたいだけど。小物とはいえ、ちょいと面白そうだったので鑑賞してみた次第です。
うむ、まあまあ面白かったです。小物とはいえ天下のユニバーサル映画、それなりにしっかりと作り込まれていて、それなりに楽しめました。例えるならば、高層ビルを一軒家に一気にスケールダウンした局所的なダイ・ハードとでも言いましょうか、“小ハード”ですね。
そのジョン・マクレーン的立場なのが、二人の子供を人質に取られた黒人の母親で、一軒家のくせにやたらとセキュリティが厳しい一軒家に何とか足を踏み入れ、子供を助けるために悪党と対峙するサスペンス・アクション。『ダイ・ハード』ほど派手なアクションはないし、4人組も金庫の金目当ての単なるコソ泥なので、スケールとしては非常に小さいです。オーソドックスな展開といえば展開なので、真新しさは微塵もありませんが、チャチさはなくちゃんと作られているので、映画として普通に楽しめましたね。まあ、その分何の特徴もないのですぐ忘れてしまうことは間違いないでしょうが。
新作映画が軒並み公開延期の中、ここ数年の中で最も多くの劇場未公開モノを観ているわけですが、本作しかり、劇場公開に引けを取らない出来の映画が多いなぁと改めて実感しています。とはいえ、やっぱり劇場の大スクリーンでまた映画を観られる日が待ち遠しいと感じる今日この頃です。
【2020年度 Myランキング】(5/17時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
ジム行きてー!
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:ミッドサマー ★★★★
5位:AI崩壊 ★★★☆
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:エスケイプ・ゲーム ★★
3位:ドローン ★★☆
<その他ランク外一覧>
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