「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

ハ・ジョンウ
キム・ナムギル
ホ・ユル
【あらすじ】
妻を事故で亡くしたサンウォンとその娘イナ。トラウマに苦しむサンウォンは、新居に引っ越しイナとの絆を取り戻そうとしているが、なかなか上手くいかなかった。
そんな時、イナが忽然と姿を消してしまい、サンウォンは必死で娘を捜すがまったく手がかりががつかめない。そこに、行方を知るという謎の男ギョンフンが現れ、自宅のクローゼットにすべての秘密が隠されていると告げる。
最初は信じていなかったサンウォンだったが、次第にギョンフンと協力し合い、クローゼットの中にいる“何か”と戦うことになる―
【コメント】
さて、今回行きつけのTSUTAYAで手に取ったのは、年末に公開された韓国映画である本作。TSUTAYAでも韓国ドラマが充実しまくっている中で、僕も最近はちょくちょく韓国映画を鑑賞しております。
なんだかんだで韓国映画は完成度が高いものが多いし、エンタメとしてもアジア系では群を抜いているので、何の知識もなく本作はどんなものかと鑑賞してみた次第です。
(C)2020 CJ ENM CORPORATION, MOONLIGHT FILM & PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED
うむ、なるほど。タイトルそのまんまの、クローゼットをアイテムとした韓国製のオカルトホラーものですな。ホラーものでも隠れ場所としてクローゼットはちょくちょく登場する場所ですが、それを大きくクローズアップして作った感じですね。何だろう、愛する我が娘を助けるためにあの世の世界に足を踏み入れていくこのシチュエーション、韓国版インシディアス?と僕は感じてしまいましたが。
まあでも、オープニングのホームビデオ撮影した悪魔祓いのシーンこそ、「本当にあった!呪いのビデオ」シリーズのような生々しさがあって目を引きましたが、正直言って全体的にオーソドックスな展開で、ホラーとしてのインパクトはさほどなく大して怖くない。それこそ「インシディアス」シリーズを踏襲したかのような悪魔系オカルトホラーだったので既視感は否めず。よくできていましたけどね、さすが韓国映画といったところですが。
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そんなわけで、正直言って韓国映画らしいウェットな雰囲気を醸し出している割に大した感想も書けないくらいインパクトが薄いホラーものであることは確か。飄々とした悪魔祓いのイケメンくんは悪くなかったと思いますけどね。韓国映画もピンキリなんだなと再確認させていただきました。
【2021年度 Myランキング】(4/17時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
GW何しよっかな~・・・
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:すばらしき世界 ★★★★
4位:ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実 ★★★★
5位:哀愁しんでれら ★★★☆
6位:騙し絵の牙 ★★★☆
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
2位:太陽は動かない ★★☆
3位:
<その他ランク外一覧>
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