「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
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【あらすじ】
ヒッチハイクで運転手に襲われたとある女。
目を覚ますと、そこは狭く暗い小さな立方体の中で、助けを呼んでも誰も答えてくれない状況だった。
腕には謎のカウントダウンを表示するブレスレットが取り付けられ、立方体の横には狭く長い細道“チューブ”があった。
訳の分からぬままチューブ内を移動するが、迷路のように入り組んでおり、しかも各チューブには恐ろしい死のトラップが仕掛けられていた。
女は出口を求め、延々と続くチューブを彷徨う―
【コメント】
今回、ちょっとレンタルを楽しみにしていたのが本作。ご存じ?「未体験ゾーンの映画たち2022」で上映された一本で、シチュエーションスリラーの名作である『CUBE キューブ』をほぼそのまんまもじったタイトルからも分かるように、キューブならぬチューブを延々と這いずり回るシチュエーションスリラー。
もうね、タイトルからも内容からももろパクリの超絶B級であることは間違いないんですが、この手のシチュエーションスリラーが大好物の僕としては逆に興味をそそられ、レンタル化をちょっと楽しみにしていたわけです。
そして今般、めでたく行きつけのTSUTAYAに陳列ということで、さっそく手に取ってみた次第です。
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(C)2019 FULL TIME STUDIO - CINEFRANCE STUDIOS - EQUITIME - WTFILMS
いやぁ~これ『CUBE キューブ』ですね、キューブ。それこそ、設定から点から何からまるまるパクったんじゃね?ってくらいキューブ。キューブに限りなく似た亜種のシチュエーションスリラーですね。
しかも、大元のキューブとの差別化を図ろうと、色々と変な設定を詰め込んでいて、それこそオープニングは猟奇的殺人鬼のスリラーものと思わせたかと思えば、キューブみたいな謎解き展開があったり、かと思えばゾンビみたいなやつがチューブの中を追い掛け回したり、UFOや宇宙人の存在を匂わせるシーンもあったり、主人公の過去のトラウマが具現化したりとか、まあぶっちゃけいろんな要素を放り込んだ出来なわけですよ。それでいて、結局ラストは一体何だったのかという消化不良な映画でもある。
まあでも、お金が無いながらも、ドロドロに溶けた人間とか人間丸焼きとかラストの恐怖のギロチンチューブとか、なかなかなグロ描写もあったりするし、僕はそれなりに楽しんで観られましたね。
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(C)2019 FULL TIME STUDIO - CINEFRANCE STUDIOS - EQUITIME - WTFILMS
そんなわけで、レンタルではありますが相変わらず「未体験ゾーン」関連の作品はなんだかんだで楽しませてもらってます。レンタル化も早いしね。
他にも何作品か観たいものがあるので、今後も足しげくTSUTAYAに通いたいと思っております。
【2022年度 Myランキング】(4/9時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
暑くなってきたな。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:さがす ★★★★
3位:ザ・バットマン ★★★★
8位:ナイル殺人事件 ★★★☆
10位:クライ・マッチョ ★★★☆
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
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