「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

アッシャー・エンジェル
ジャック・ディラン・グレイザー
レイチェル・ゼグラー
アダム・ブロディ
ルーシー・リュー
ジャイモン・フンスー
ヘレン・ミレン
【あらすじ】
魔術師シャザムより魔法の能力を授かった問題児のビリーは、5人の兄弟にその能力を分け与え、日々街で起こる事件や事故から市民たちを助けていた。しかし、それが失敗続きで、市民からは“フィラデルフィアの恥”というレッテルを張られていた。
そんな時、神アトラスの娘たちが人間界を破壊するため地球に襲来、ビリーたちはそれを阻止すべく立ち上がるのだが―
【コメント】
ジェームズ・ガンをCEOに迎え立て直しを図っている“DCエクステンデッドユニバース”(DCEU)。僕はマーベル作品と同じく、本シリーズは劇場で欠かさず鑑賞していますが、なかなかマーベルの安定した面白さにはいまいち届かずといった状況のなか、何とか立て直しの作品が続々と公開されているわけです。
そんな中で今回公開されたのが2019年『シャザム!』の続編である本作。DCEUの中のお笑い担当ですな。
4年振りの続編で前作もまずまず面白かった記憶があるものの、正直ほぼほぼ内容が記憶に残ってない、つまりはあまり印象に残ってない状態ではありましたが、先ずは観てみようと「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。
いやー、レイト鑑賞とはいえ、マーベル作品とは比較にならない、哀しいくらいに客席ガラガラでしたな。
(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC
うむ、ヒーローものとしてはとりあえず及第点、まずまず楽しめましたかね。悪く言っちゃうとサイコー!DCスゲー!というほどの特筆すべき部分は今回もないんですが、シャザムというユニークキャラは十分に生きているし十分に楽しめるヒーローものだったと思います。
そんな本作の僕の感想は以下の3つです。
1.しっちゃかめっちゃかだけど笑いあり感動あり
2.ラスト、“あの”ヒーローが登場!
3.とにもかくにも今後のDCEUに期待
アメリカンなコメディってなんでこうもしっちゃかめっちゃかなんでしょうかね。初っ端からハイテンション過ぎてついていくのに時間がかかるし、日本の笑いとはズレがあるからイマイチ笑えない部分は多いです。設定もなんかハリーポッターみたいなファンタジックな世界観も出てきたりして、ヒーロー映画っぽくないところも気にはなりました。
まあでも、前作もそうだったんですが笑いの展開の中でいろいろと感動するシーンも織り交ぜたり、クライマックスなんかは結構泣ける展開もあって、それだけでも本作は見応えを感じましたね。
そして何と言ってもラスト、“あの”ヒーローが登場したのはDCEUの世界観、これこそユニバースのなせる業でしょう。前半から前振りがあるので、誰が出てくるかはそこでわかると思います。
もっとも、あれだけ神が大暴れして街が酷いことになっているにもかかわらず、なんであんた手助けしなかったの?という疑問も生じましたけどね。まあ、クロスオーバーが観れただけでも良しとしましょう。
(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC
そんなわけで、とにもかくにも今後のDCEUに期待といったところ。エンドロール後のおまけシーンが今後のDCEUに大きな影響を与える展開となることでしょう。
そして、次なるDCヒーローは6/16に公開予定の『ザ・フラッシュ』。噂によるとすこぶる評判が良いらしく、かのトム・クルーズも大絶賛しているとのこと。あのラストから今後どう展開していくのか、MCUとあわせてDCEUにも期待です。
【2023年度 Myランキング】(3/18時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
仕事ピークの兆し。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス ★★★★☆
3位:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 ★★★☆
4位:非常宣言 ★★★☆
7位:#マンホール ★★★☆
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
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