「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

アグスティン・パルデッラ
マティアス・レカルト
エステバン・ビリャルディ
ディエゴ・ベゲッツィ
フェルナンド・コンティヒアニ・ガルシア
【あらすじ】
1972年。
ラグビー選手団を乗せてチリへ向かっていたチャーター機のウルグアイ空軍機571便が、飛行中アンデス山脈に墜落する。
生存した29人の若者たちは、極寒の環境の中で協力し合いながら生き延びようとするー
【コメント】
毎日の残業続きでグッタリの週末。日々の疲れを癒そうと、今回動画配信サービス「Netflix」で鑑賞した作品がこちら。
1972年に実際に起きたウルグアイ空軍機571便遭難事故を題材としたドラマで、本年度のアカデミー賞の国際長編映画賞にもノミネートされている作品。となれば観ないわけにはいかないなと鑑賞してみた次第です。
うーむ、見応えありましたなー。これが劇場ではなく動画配信サービスで観られるという、相変わらずNetflixのオリジナル映画のクオリティには脱帽ですな。
周りは雪だらけの何もない雪山、捜索も打ち切られ絶望のどん底に叩き落された若者たちが、必死に生き延びようと協力し合い励まし合って大自然に立ち向かう。何度も何度も自然の無慈悲さに打ちのめされるも、それでも希望を捨てず必死に生きようとする雄姿。生きるという意味を考えさせられる見ごたえ十分のドラマでしたね。
そんな僕が感じた本作の感想は以下の3つです。
1.生きるための究極の選択
2.大自然の中に人間は存在する
3.『生きてこそ』もおススメ
冒頭で早々に飛行機がバラバラになりアンデス山脈に墜落。辛くも生き残ったものの周りは雪と山だらけ、街はおろか人里すらも見当たらない。
通信もできない、食料や水すらもない、空気も薄い極寒の雪山。そんな中で若者たちは助け合いながら知恵を振り絞り生き残ろうとする。雪崩や吹雪で見舞われ努力がすべてムダに終わってしまうも、それでも諦めず大自然の過酷さに挑んでいく。
本作のポイントになるのは、食料がない中で死んだ人間の死肉を食べるというところ。食べ物がない、助けも来ない、これからどうなるか分からない状況の中で宗教的な信念を曲げようとしない人たち。どんな手段を講じてでも生き延びようと努力するか、過酷な状況の中でも信念を曲げないか。生きるための究極の選択を迫られるこんな状況に陥った時の人間の行動が垣間見えるシーンです。
ほんと、自然って人間に優しくない。そりゃ当たり前だ。人間のために自然があるわけではなく、自然の中に人間は存在する。人間が死のうが生きようが自然は知ったことではない。人間は自らが作り上げた利便性の高い文明に依存し過ぎて、自然は人間のためにあるという驕りを持ってしまっている。文明なんて自然から見れば吹けば飛ぶようなもの。気まぐれに、無慈悲に、残酷に自然は人間を淘汰する。我々人間は、自然の中の一部に過ぎないことを常に自覚すべきなのだ。
ちなみに、本作のウルグアイ空軍機571便遭難事故を描いた作品として、1993年に公開された『生きてこそ』があります。イーサン・ホークが主演した同内容の作品ですが、これもおススメです。
【2024年度 Myランキング】(2/17時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
忙しすぎるから有休取ってやる。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
3位:カラオケ行こ! ★★★☆
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
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