「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
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【あらすじ】
売れないオカルト系YouTuberの雨宮は、これからどういう方向性に進むべきか悩んでいた。
ある時雨宮はマネージャーから、購入予定の一軒家の間取りについて不可解な点があると相談され、設計士の栗原に意見を聞いてみることにする。
間取り図から浮かび上がる奇妙な違和感、そして近隣で起こった死体遺棄事件から、栗原は恐ろしい仮説を導き出す。
雨宮と栗原は、その家に心当たりがあるという謎の女性・宮江柚希とともに調査に乗り出すが、その先には恐ろしい真実が待ち構えていた―
【コメント】
毎日残業で疲弊した毎日の今日この頃ですが、市役所に行く用事があり金曜の午後からOFF。ぶっちゃけ市役所の用事なんて10分くらいで終わることだったんですけどね、休まなきゃやってらんねーよとばかりに半休(ほんとは1日休みたかった・・・)。市役所の用事も終わり、残った時間はやっぱ映画鑑賞でしょーと前々から目を付けていた本作を鑑賞。
本作は、最近巷で話題の小説の映画化で、相変わらず原作未読ですがタイトル自体は知っていたし、ミステリーなのかホラーなのか内容は分かりませんでしたがちょっと面白そうだなと、さっそく「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。
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(C)2024「変な家」製作委員会
本作なんかネットで評判よろしくないっすねー。原作未読という前提で映画の感想を書きますが、僕的には全然アリ、なかなかに見どころがあって楽しく鑑賞させていただきました。
最初いつもnJホラー的な作品かとも思っていたんですが、それ系は一切登場せず、引っ越しなんかで必ず目にする“間取り”というこれまでにない視点から繰り広げられるミステリー展開が新鮮。売れないYouTuber&変わり者の設計士というバディ的なムービーとしても面白く、最後まで飽きずに鑑賞できました。
そんな僕が感じた本作の感想は以下の3つです。
1.間取りという新たな視点のミステリー
2.展開のブッ飛び具合で評価が分かれる
3.個人的には続編希望
本作のポイントは、間取りという紙ッぺラ一枚から後半とんでもない方向に展開していくところで、そこまでブッ飛ぶかぐらいのありえない方向にブッ飛んでいくので、これについて来れるか来れないかで評価は分かれるかなと。
佐藤二朗演じる変人設計士・栗原の推理?妄想?も真に迫り過ぎて、そこまで分かるわけねーだろとも感じたんですが、単なる間取りから端を発したひとつの家族の闇、そこからさらに人里離れた田舎の山村の風習にまで発展していく展開は想像だにできない。
惜しむらくは、ミステリーとはいえちょっとライトな感じの出来だったので、金田一耕助シリーズのようにもっとおどろおどろしい空気感があったほうがより面白かったと思いますね。
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(C)2024「変な家」製作委員会
そんなわけで、なんだかんだで本作スマッシュヒットはしている模様です。
原作では「変な家2」と「変な絵」が既にあるようなので、個人的にはまた間宮祥太朗&佐藤二朗のコンビによる続編を期待したいところ。まあでも原作改変はほどほどにして反感買わないように作ってほしいところですね。
【2024年度 Myランキング】(3/15時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
仕事でケツに火が付きまくり。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
3位:カラオケ行こ! ★★★☆
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
3位:
<その他ランク外一覧>
エクスペンダブルズ ニューブラッドコンクリート・ユートピアアクアマン 失われた王国ある閉ざされた雪の山荘でLift リフト(未)バッドランド・ハンターズ(未)哀れなるものたち身代わり忠臣蔵雪山の絆(未)ボーはおそれているマダム・ウェブARGYLLE アーガイル落下の解剖学変な家
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