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「バッドボーイズ RIDE OR DIE」★★★☆~これぞバッドボーイズ!

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

『シネマ報告書2024』の掲載にあたって

 
これぞバッドボーイズ!
★★★☆
 
(2024年/アメリカ/115分/Bad Boys: Ride or Die
 
【 製作 】
ジェリー・ブラッカイマー
ウィル・スミス
ダグ・ベルグラッド
チャド・オマン
 
【 監督 】
アディル・エル・アルビ
ビラル・ファラー
 
【 出演 】
ウィル・スミス

マーティン・ローレンス

バネッサ・ハジェンズ

ジョー・パントリアーノ

アレクサンダー・ルドウィグ

ジェイコブ・スキピオ

エリック・デイン

パオラ・ヌニェス

 


 

【あらすじ】

 

 マイアミ市警の破天荒な刑事コンビのマイク・ローリーとマーカス・バーネット、通称“バッドボーイズ”。

 ついに結婚をした幸せ絶頂のマイクだったが、ある日、今は亡き上司ハワード警部に麻薬カルテルとの汚職疑惑がかけられる。同時に、謎の人物からハワード警部からの遺言の動画が送られてくる。それは、警察内部に麻薬カルテルとの繋がりがある人物がいるというものだった。

 ハワード警部の汚名をすすぐべく独自に捜査に乗り出すマイクとマーカスだったが、警察からは容疑者として終われ、さらに麻薬組織からも懸賞金をかけられる羽目になってしまう。

 絶体絶命のマイクとマーカスは、汚名を晴らすべく警察と組織に対峙していく―

 

 

【コメント】

 

 マイケル・ベイ監督によるスタイリッシュな刑事バディものアクションとして1995年に公開され大ヒットした『バッドボーイズ』。アカデミー賞でビンタを喰らわしてしまい地位が危ぶまれたウィル・スミスの出世作でもあります。

 そんなシリーズが17年の時を経て復活した2020年『バッドボーイズ フォー・ライフ』ですが、このインターバルが長すぎたのか、満を持しての3作目の割にフツーの刑事アクションになってしまっていて、個人的にはガッカリの完成度。この反省を経てなのか、まさかの第4作目が劇場公開とあって、これは劇場で観に行かなくてはならんだろうと、さっそく「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。

 

 

 いいぞ!今回は面白いぞ!マイク&マーカスのバディぶりはまだまだ健在。テンポ良し、ド派手アクション見応え十分、予想だにしない展開も良し。これこれ、これだよーバッドボーイズは!と心から言える満足な刑事アクションに仕上がってましたね!もっとも、もはやアクションが刑事という枠を超えてしまっているところもありますが、それでも十分に見応えアリの4作目であることは間違いないです。

 そんな僕が感じた本作の感想は以下の3つです。

 

1.これぞバッドボーイズ!な最高のアクション

2.一瞬の“マイケル・ベイ”を見逃すな

3.第5作目の実現にも期待大

 

 もうね、とにかくオープニングからハイテンションなマイク&マーカス。オープニングだけ観てもバッドボーイズだなーと感じさせる。

 ところが、マイクの結婚パーティーでまさかマーカスが心臓発作で倒れ生死の淵を彷徨うという意外な展開、前作で殉職したバッドボーイズの良き理解者である上司のコンラッドが遺言として再び登場したり、マイク&マーカスが容疑者として警察に追われ、ギャングには懸賞金を懸けられ逃げ回りながら真犯人を追い詰める展開、クライマックスのミリタリー顔負けの銃撃戦。とにかく全編ハイテンションで見どころ満載、オープニングからクライマックスまで一気に駆け抜ける最高の刑事アクション映画でしたね。

 

 また、ファンならニヤリとさせられるのが、第1,2作を監督した“出たがり”マイケル・ベイ監督が、前作に引き続きまたもや一瞬だけ登場するシーン。まばたきをしたら分からないくらいの本当に一瞬だけの登場なのでお見逃しなく。

 

 アクションという部分も良いんですが、全編を通したテーマとして“家族の絆”が描かれていますね。マーカスの息子が大活躍したり、前作で登場したマイクの実の息子アルマンドは再び登場し、マイクとアルマンドとの親子の絆についても描かれていて、単なるアクションだけでなく、こういったドラマチックなシーンもちりばめて、より深みが出たシリーズ作品に仕上がっていたと思います。

 

 

 ということで、まだまだ色褪せることがないマイク&マーカスの刑事バディアクション。今回は大いに楽しませてもらったので、まだまだ体が動く限り頑張ってもらいたいところですが、情報によるとさっそく『バッドボーイズ5』の企画が検討されているとのこと。

 そもそも本シリーズの製作陣にウィル・スミスが名を連ねているし、相棒であるマーティン・ローレンスもやる気満々とのことで、実現の可能性は極めて高そう。近いうちにまたマイク&マーカスのバディが観られそうです。5作目が実現したら、もちろん僕は劇場に足を運ぶつもり、期待して待っておりますよ。

 

 

【2024年度 Myランキング】(6/23時点)

 

 本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。

 引越し目論見中。

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:PERFECT DAYS ★★★★★

  2位:DUNE デューン 砂の惑星 PART2 ★★★★☆

  3位:デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 ★★★★

  4位:デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 ★★★★

  5位:マッドマックス:フュリオサ ★★★★

  6位:帰ってきた あぶない刑事 ★★★★

  7位:シティーハンター(未) ★★★★

  8位:ゴールデンカムイ ★★★☆

  9位:カラオケ行こ! ★★★☆

 10位:ライド・オン ★★★☆

  次点:猿の惑星 キングダム ★★★☆

     ネクスト・ゴール・ウィンズ ★★★☆

     ロードハウス 孤独の街(未) ★★★☆

     

     

 (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:ハンガー・ゲーム0 ★★

  2位:映画 マイホームヒーロー ★★☆

  3位:エクソシスト 信じる者 ★★☆

 

<その他ランク外一覧>

エクスペンダブルズ ニューブラッドコンクリート・ユートピアアクアマン 失われた王国ある閉ざされた雪の山荘でLift リフト(未)バッドランド・ハンターズ(未)哀れなるものたちファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ身代わり忠臣蔵雪山の絆(未)ボーはおそれているマダム・ウェブARGYLLE アーガイル落下の解剖学ポップスが最高に輝いた夜(未)変な家サンクスギビングTALK TO ME トーク・トゥ・ミーゴーストバスターズ フローズン・サマーオッペンハイマー恐怖の報酬(未)DIVE ダイブ 海底28メートルの絶望REBEL MOON パート1:炎の子(未)ゴジラ×コング 新たなる帝国EBEL MOON パート2:傷跡を刻む者(未)エレベーター・ゲーム劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・班目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血バッド・デイ・ドライブマッチング範馬刃牙VSケンガンアシュラ(未)DOGMAN ドッグマンUltraman:Rising(未)セーヌ川の水面の下に(未)バッドボーイズ RIDE OR DIE

 


 
 
 

『バッドボーイズ RIDE OR DIE』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

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