「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
“家族の絆”に気を取られ過ぎて疾走感が不足
★★★
(★…1点 ☆…0.5点,★5つで満点)
(2012年/アメリカ/92分/TAKEN 2)
【 製作・脚本 】
リュック・ベッソン
【 監督 】
オリヴィエ・メガトン
【 出演 】
リーアム・ニーソン
マギー・グレイス
ファムケ・ヤンセン
ラデ・シェルベッジア
【あらすじ】
人身売買組織の魔の手から娘キムを救った元CIA工作員ブライアン・ミルズ。
ブライアンは、要人警護の職務で訪れていたトルコのイスタンブールにキムと元妻レノーアを呼び、束の間の家族の絆を楽しむ。
しかし、かつてパリでブライアンに息子たちを殺され復讐に燃えていたアルバニア人ムラドは、イスタンブールでブライアンとレノーアを拉致する。
ブライアンは家族を守るため、異国の地で再び闘いを挑む―
【コメント】
さて、2013年早々の期待値の高い映画が登場しました!
2008年に公開された、直球勝負ながら抜群の面白さを誇ったアクション映画『96時間』の待望の続編である本作。しかしながらアクション系の映画は“続編は前作に劣る”という定石がどうしてもピッタリ当てはまってしまうわけで、僕的は期待半分、不安半分の気持ちで劇場に足を運んだわけです。
『96時間』という映画の面白さって、主人公ブライアン・ミルズといういちオッサンの圧倒的な強さと行動力、そして人を殺すことに全く躊躇がない冷酷さという、いわば“ブライアン無双”にあると思うんです。
その無双状態によって、本来ならば「オッサン強すぎwww」「そんなに人間強くねーよwww」というツッコミが、清々しいくらいにバッタバッタと敵をなぎ倒していくもんだから逆にテンポがよくなり、映画全体に風のごとく疾走感が生まれてるんです。
主人公のピンチも即座に解決、悪人との駆け引きも一切なし、目の前に現れた敵は容赦なくぶっ殺す、そんな圧倒的な強さがこのシリーズの“売り”だと思ってるんです。
では、続編である本作はどうだったか?う~ん、テンポがフン詰まってたかな~
今回もなかなかの“ブライアン無双”を見せてくれはしたものの、どうにもテンポが悪い。要所要所で立ち止まってしまっている。それもこれも、“家族の絆”というドラマチックな部分に気を取られ過ぎて、前作にあった疾走感が失われてしまってると思うんですね。
僕的には、本シリーズに限ってはとか家族の絆とかドラマチックな部分とか割とどうでもいいんです。それって、本作最大の売りである“ブライアン無双”のきっかけでしかないわけで、ストーリー展開においても無理に色気を出す必要はない。「北斗の拳」でケンシロウがザコ相手に秘孔を突きまくって行くかのごとく、ブライアンおじさんの無双っぷりを観て「うはwオッサン強すぎwww」とかワイワイツッコみながら観るのが最大の楽しみどころだと思うんですけどね。
まあ、前作と同じことやっても…というのもあったかとは思いますけどね。アクション映画としては十分に楽しめたけど、やっぱり前作には劣ってしまうかな~というのが印象。
あと、ブライアンは元妻をほっとき過ぎ。もしパート3を作るならば、もっと元奥さんを大事にね。
【2013年度 Myランキング】(1/13時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
まあ、期待が高すぎたか。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:レ・ミゼラブル ★★★★
2位:
3位:
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
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