「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
続編次第では化けるかもしれない
★★★
(★…1点 ☆…0.5点,★5つで満点)
(2012年/アメリカ/118分/LOOPER)
【 監督・脚本 】
ライアン・ジョンソン
【 出演 】
ブルース・ウィリス
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
エミリー・ブラント
ポール・ダノ
ノア・セガン
パイパー・ペラーボ
ジェフ・ダニエルズ
【あらすじ】
2044年の近未来。
その時代には、タイムマシンを悪用し2074年の未来から送られてくる人間を撃ち殺す“ルーパー”と呼ばれる処刑人が暗躍していた。特に、若きルーパーのジョーは、腕利きのルーパーとして、元締めのエイブからも一目置かれていた。
ある日、いつものように撃ち殺す準備を整えたジョーの目の前に30年後の“自分”が送られてくる。撃つのをためらったジョーは、30年後の“自分”を取り逃がしてしまう。
ジョーの失態に動き出すエイブの組織と、30年後の“自分”をなんとか捕まえようとするジョー。しかし、30年後の“自分”は、ジョーの目の前に現れ目的を告げる。
それは、2074年に独裁者となる謎の人物“レインメーカー”を殺すことだった―
【コメント】
爆弾低気圧による大雪の日でもなんのその。そこに映画があるのなら、苦労も惜しまず出かけましょう。と、そんなわけで、極寒の大雪にもかかわらず劇場に足を運びました。さすがにお客少なかったけどね。
そんなわけで話題作『LOOPER/ルーパー』。この手の映画、結構好きな人多そうだな~と。
タイムスリップものSFと、そこに漂うダーティーな空気。そして、なにより練り込まれた世界観にワクワクする人も多いのではなかろうかと思います。“ルーパー”なる処刑人や謎の独裁者“レインメーカー”、ルーパーを始末する集団“ガットメン”などなど。
とは言え、CG満載の訳分からん街並みや変な服装の人間やマシン銃器などは極力出してこない、決して行き過ぎでマニアック過ぎない、よりリアルに近い絶妙な世界観が憎いですな。この世界観を作り上げた監督は相当のSFマニアと見た。
とは言え、僕の感想としてはまずまずの出来といったところ。
“過去の人間を殺しに未来からタイムスリップ”という設定って、まんま『ターミネーター』っすよね?まあ、結果的にそうなっちゃったのかもしれないけどね、やっぱりどうしてもシュワちゃん思い出しちゃいます。あと後半、ちょっとダレてタルかったね~
ストーリー的な部分で言うと、作り上げた壮大な世界観の割に、扱っている部分が非常に局所的なんです。結果的に、あるひとりのルーパーの運命をたどっただけで物語は終わり、根本的な解決には至ってないんです。
これがどういうことなのかちょっと考えてみたんですが、もしかしたら本作は今後の続編に繋がるプロローグ的な位置にある作品ではないかな、と。というのも、先に話した世界観や本作のオチから察するに、続きを製作するのびしろは十分に残っていると思うんです。
もしかしたら、監督の頭の中にはすでにこの世界観に見合うような壮大なストーリー構想があるのかもしれない。それを描くためにはまず“序章”として本作を作る必要があった。そう考えれば、本作は世界観を知らしめるのに重要な位置付けとなり、突拍子であまり必要性を感じなかった“超能力”の存在が伏線として生きてくるのではないか?そんな気がするんです。
なので、続編があるとすれば、本作は「LOOPER」シリーズとしてかなり化けるのではないかと感じます。
「違ぇーよ、俺の言いたいことは本作に全部詰まってるから」って監督に言われたら、まあ元も子もないですね。
そんなわけで、そんな予想を立ててしまった僕としては、ぜひとも「マトリックス」シリーズ並みの壮大なSF大作に仕上げてほしい!と、続編に大いに期待する所存であります。
あ、でも「ターミネーター」シリーズのような失敗はしないでね。
【2013年度 Myランキング】(1/14時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
ブルースは『ダイハード/ラスト・デイ』に期待します。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:レ・ミゼラブル ★★★★
2位:
3位:
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
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