「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
役者の無駄遣い
★☆
(2014年/日本/112分)
【 監督 】
中田秀夫
【 出演 】
藤原竜也
山田孝之
石原さとみ
田口トモロヲ
落合モトキ
太賀
藤井美菜
松重豊
木村多江
【あらすじ】
視界に入っている人間を意のままに操る能力を持つ天涯孤独な男。その能力ゆえに母から見捨てられている男は、世間の陰でひっそりと生きていた。
ある日、自分の能力が唯一通じない田中終一という男に出会う。彼は、どんな怪我を負っても驚異的な回復力で怪我を治癒させる能力を持っていた。
終一の能力に苛立つ男は、終一に思いを寄せる叶絵の父親を死に追いやり、二人は激しく対立することになる―
【コメント】
毎月1日は映画デーということで、6月1日は日曜日ということもあり、これは何か観に行かなくてはと思ってみたものの、ぶっちゃけ観たい作品がなかったため、前々から散々パラ観ていた予告編からしてイヤな予感はしていたものの1000円なら諦めもつくだろうと観に行ったのが本作『MONSTERZ モンスターズ』なのであります。
『クロユリ団地』でも書きましたが、本作の監督である中田秀夫の作品はどうも僕の肌に合わない、ぶっちゃけ面白いと思ったことは一度もないわけですが、それでも僕は今回も彼の作る作品の興行収入に貢献してしまったわけです。
あ、もう予想どおり。全然面白くなかったッス。
相変わらず“雰囲気だけ”はよく醸し出しているんですが、ありとあらゆる部分にツッコミを入れたくなるあまりにも雑な設定で、映画が終わって「なんだよこれ…」と落胆を隠しきれなかったです。1日ということもあり、けっこうな若者たちが劇場に観に来てたんですが、彼らはこれを観て一体どのような感想を持ったんだろうか?とふと感じてしまいましたね。
とにかくですね、藤原竜也演じる能力を持った男が一体全体何が目的なのか?とか、その能力が通じないだけで山田孝之演じる終一をなぜ執拗に付け狙うのか?とか、その終一の驚異的な治癒能力が結局何だったのか?とか、肝心の本筋自体説明不足にもほどがある内容でして、「ちゃんと考えて脚本練ったのか?」と言いたいくらい穴だらけのお話。結局最後の最後までそれが回収されないまま映画が終了してしまい、しかも「ヒットしたら続編作っちゃおっかな~」的ないやらしい終わり方がまた呆れてものも言えないといったところ。
藤原竜也、山田孝之、石原さとみといった錚々たる若手の役者を使っておきながら内容がこんなのでは、まさに役者の無駄遣いという以外言葉がありません。
ぶっちゃけ、本作の評価は石原さとみの可愛さ、それ以外にありません。彼女も『貞子3D』のようなヘンテコリンな映画が多いですが、これでまた1本増えてしまいましたな。
とにもかくにも、仮に本作の続編が登場したとしても観には行かないでしょうし、もう中田秀夫監督作品は劇場では観ないことでしょう。
【2014年度 Myランキング】(6/1時点)
本作は、本年度のワースト3中1位(暫定)にランクイン。
本年度最有力のワーストがついに・・・
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:ダラス・バイヤーズクラブ ★★★★☆
2位:プリズナーズ ★★★★☆
3位:新しき世界 ★★★★
4位:闇金ウシジマくんPart2 ★★★★
5位:チョコレートドーナツ ★★★★
6位:それでも夜は明ける ★★★★
7位:永遠の0 ★★★★
8位:ヌイグルマーZ ★★★★
9位:トリック劇場版 ラストステージ ★★★★
10位:テルマエ・ロマエⅡ ★★★☆
次点:ジャッジ! ★★★☆
アナと雪の女王 ★★★☆
ブルージャスミン ★★★☆
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:MONSTERZ モンスターズ ★☆
2位:偉大なる、しゅららぼん ★★
3位:万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳- ★★
<その他ランク外一覧>
大脱出バイロケーション[表]マイティ・ソー ダーク・ワールドオンリー・ゴッドスノーピアサーラッシュ/プライドと友情土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJIキック・アス ジャスティス・フォーエバーマチェーテ・キルズロボコップローン・サバイバーLIFE!白ゆき姫殺人事件サンブンノイチクローズEXPLODEワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーアメイジング・スパイダーマン2WOOD JOB!~神去なあなあ日常~青天の霹靂
『MONSTERZ モンスターズ』公式サイトはこちら

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