「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
見応えたっぷりのサバイバル&脱出ムービー!
★★★★
(2015年/アメリカ/142分/The Martian)
【 製作・監督 】
リドリー・スコット
【 出演 】
マット・デイモン
ジェシカ・チャステイン
クリステン・ウィグ
ジェフ・ダニエルズ
マイケル・ペーニャ
ショーン・ビーン
ケイト・マーラ
セバスチャン・スタン
アクセル・ヘニー
キウェテル・イジョフォー
【あらすじ】
有人火星探査ミッション“アレス3”は、突如猛烈な嵐によって任務中止となってしまう。
しかし、火星から撤回途中で、マーク・ワトニーが嵐に吹き飛ばされてしまい、クルーたちはやむなく宇宙船ヘルメス号で地球への帰途につく。
死亡したと思われたワトニーは、かろうじて生きていた。通信手段がなく、次に有人火星探査が来るのは4年後。彼は人口住居施設“ハブ”で、あらゆる科学知識と持ち前のポジティブ思考により生き抜いていこうと決断する―
【コメント】
さて、今年も“米アカデミー賞最有力!”を宣伝文句とした映画が続々と公開されてきていますが、本作は作品賞をはじめとして主演男優賞、美術賞、音響効果賞などなど、数々の賞にノミネートされていますね。
まあでも、本作はノミネート云々よりも僕的には純粋に面白そうだったんで楽しみにしていた作品でした。そんなわけで、本作は3Dで観てみようと「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。
見応えたっぷりのサバイバル&脱出ムービー!
いやーめちゃくちゃ面白かった!上映時間2時間半を微塵も感じさせない見応えたっぷりの火星サバイバル&脱出ムービーでしたね!
とにかく、オープニングの嵐のシーンから迫力があって一気に物語に引き込まれ、そして、奇跡的に生きていた主人公ワトニーの奇想天外な火星でのサバイバル術、地球とのコンタクトから脱出までの過程まで、中弛みのなく一気に見せてくれる見事なまでのSFエンタテイメントとして仕上がっていましたね。ラストシーンは久々に涙がこぼれてしまいましたよ。
これはもう「さすがリドリー・スコット監督!」と言わざるを得ないですね。絶対に観て損はない、見どころ満載のSFエンタテイメントの快作といっていいでしょう。
壮大な宇宙観は絶対に3Dで観るべき
本作を観るに当たっては、絶対に3Dで観ることをお勧めしますね。
赤く無機質な火星の広大さもさることながら、なんといってもクライマックスに繰り広げられる仲間と協力した脱出劇の迫力は3Dならでは。ラストのランデブーシーンは感動しまくりです。
ちゃんと3Dを意識した映画作りになっていて、映像面でも文句なしの見応えでしたね。
ネットでも疑問の声がある“親中”
実は本作、いわゆる“ネトウヨ”には親中映画として叩かれまくっているんですね。というのも、劇中において、中国の企業が開発したエンジンでもって、中国とアメリカが協力してワトニーを救うというくだりがあるため、「アメリカと中国が協力!?ウソだろ!?」という疑問の声が挙がっているわけです。
僕はネトウヨではありませんが、正直、鑑賞していてこのくだりだけは確かに首を傾げてしまいましたね。現実的に中国がアメリカ人一人の救出のために技術を提供するとは思えないし、アメリカを凌駕するほどの技術力を持っているのかも疑問が残るところ。
まあ、話によると原作自体もそうなっているようなので、文句のつけようがないといえばないんですけどね。ちょっと不自然だなとは感じましたかね。
『ゼロ・グラビティ』と比較すると・・・
同じ宇宙からの脱出系映画として、2013年に『ゼロ・グラビティ』がありますね。本作と『ゼログラ』との比較は、正直避けて通れない道だと思います。
正直言ってしまうと、僕的には『ゼログラ』のほうが好きです。壮大でシンプル、ドラマティック、3Dの見応えで言っても『ゼログラ』のほうが上だと思います。とは言っても、本作が劣るわけでは全然なく、2時間半息をもつかせないスピーディな展開や火星の描写、ドラマなど、決して『ゼログラ』には負けていないと思いますね。
宇宙に目を向けられている昨今、リアルなSF映画として是非とも観てほしい作品です。
リドリー・スコット監督次回作は、『プロメテウス』続編!
御年78歳でありながら今なお精力的に映画作りに励む巨匠リドリー・スコット監督ですが、次回作はあの賛否両論を生んだ2012年公開『プロメテウス』の続編だそうです。
『プロメテウス』続編は『エイリアン』の正式な前日譚!公開日&あらすじが発表
http://www.cinematoday.jp/page/N0078128
『プロメテウス』自体は正直うーんといった出来でしたし、そもそも続編ありきのものなので、そこからあの『エイリアン』にどう繋がっていくのかがポイントになるでしょうね。
ともあれリドリー・スコット監督、体を壊さず映画作りへの情熱をこれからも見せてほしいですね。
【2016年度 Myランキング】(2/7時点)
本作は、本年度のベスト10中1位(暫定)にランクイン。
年度末忙しくなってきたな~
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:オデッセイ ★★★★
2位:さらば あぶない刑事 ★★★★(思い出補正あり)
3位:
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:信長協奏曲 ★★☆
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
ブリッジ・オブ・スパイザ・ウォーク残穢-住んではいけない部屋-白鯨との闘い
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