「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

【あらすじ】
世間から身を隠していた元エクストリーム・スポーツ界のカリスマで政府の極秘エージェント、ザンダー・ケイジ。
制御不能になった軍事兵器“パンドラの箱”を奪回するため、政府から再び“トリプルX”として任務に就いたザンダーは、ずば抜けたスキルを持つ仲間を集め、世界各国の最高権力者たちをターゲットにした世界壊滅の陰謀に立ち向かうが、彼らの前に最強の敵ジャンが立ち塞がる―
【コメント】
さて、今回は久々のハリウッド・ドンパチのド派手なアクション映画をチョイス。
本作の1作目が15年も前の作品『トリプルX』で、僕も確か映画館に観に行ったな~といったレベルの記憶しかなかったわけですが、そんな長きの時を経て、アクションスター・ヴィン・ディーゼルが再び登場するとあって、これはとりあえず観に行こうと思い「立川シネマシティ」に足を運んだ次第。
ちなみに、アイス・キューブ主演の続編『トリプルX ネクスト・レベル』は未鑑賞です。
(C)2016 Paramount Pictures and Revolution Studios. All Rights Reserved.
手に汗握らないスカスカアクション
う~ん、なんすかね、これ。いつものヴィン・ディーゼルらしいド派手なアクションでありながら、全然手に汗握らないスッカスカのアクション映画でしたね。ぶっちゃけ、つまらんかったです。
いや、いつものヴィン・ディーゼルでしたよ。相変わらずのムキムキマッチョで危険をものともせず豪快なスタントやってたし、アクションもハリウッドらしいボッカンボッカンとド派手なもの。アクション好きなら絶対に楽しめるエンタテイメントのはずなのに、どうにもつまらない。正直、いちばんの見どころであるクライマックスで眠気を誘ってしまいましたね。
肝心のアクションがCG頼りっていうのも一因かもしれませんが、これほどに飽きがくるアクション映画もめずらしい。アクション映画はうおーすげー!とハラハラドキドキさせてなんぼ。このあるべき根本的なものが決定的に抜けていると感じましたね。
ドニー・イェンとトニー・ジャーの活躍も虚しく
相変わらず、昨今のハリウッド映画は中国資本の作品が多く、それと引き換えに多くの中国スターが出演していますが、本作も御多分に漏れず中国資本が絡んでいるようで、本作ではカンフースターのドニー・イェンとムエタイスターのトニー・ジャーが出演していて大いに活躍しています。
ドニーの身体能力には何度観ても驚かされるし、トニー・ジャーの活躍ぶりもさすがの一言。実際、この二人が共演しているだけでも僕的には歓喜の声を上げているわけですが、本作がスカスカアクションだったため、彼らの活躍虚しく、しょうもない映画になってしまったのは残念至極。
この二人は別の形で、今度はカンフーバトルをふんだんに詰め込んだ手に汗握るバトルを見せてほしいところです。とりあえずトニーは『イップ・マン 継承』が楽しみなところです。
クライマックスのおいしい役どころアイス・キューブ
僕は未見ですが、2作目『トリプルX ネクスト・レベル』の主役だったラッパーのアイス・キューブが、本作のクライマックスでおいしい役どころで登場します。2作目を観てなかったので当初はこのネタが分からなかったんですが、後で調べてなるほどと。
というか、そもそも2作目は大失敗した映画だったにもかかわらず、アイス・キューブが登場するのは彼の粋な計らいだったのか。まあ、あそこは爆笑するところだったのかもね。
今後、この続編がまた製作されるのかどうかは定かじゃないですが、今度はヴィン・ディーゼルとアイス・キューブが対等で活躍すれば面白いかもですね。まあ、今回の出来が微妙だっただけに劇場で観るのは躊躇しますが。
(C)2016 Paramount Pictures and Revolution Studios. All Rights Reserved.
【2017年度 Myランキング】(2/25時点)
本作は、本年度のワースト3中1位(暫定)にランクイン。
年度末忙しくなってきた。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:愚行録 ★★★★
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:トリプルX:再起動 ★★☆
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
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