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「忍びの国」 ★★☆~アニメのようなCG忍術に興ざめ

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

「『シネマ報告書2017』の掲載にあたって」

 
アニメのようなCG忍術に興ざめ
★★☆
(C)2017 映画「忍びの国」製作委員会

 

(2017年/日本/125分) 
 
【 監督 】
中村義洋
 
【 原作・脚本 】
和田竜

 

【 出演 】
大野智
石原さとみ
鈴木亮平
知念侑李
マキタスポーツ
平祐奈
満島真之介
でんでん
きたろう
立川談春
國村隼
伊勢谷友介
 

 

【あらすじ】

 

 戦国時代の日本。破竹の勢いで天下統一を突き進む織田信長は、“虎狼の族”と呼ばれる人でなしの国・伊賀だけは攻め込めないでいた。

 信長の次男・織田信雄は、父の命に背いて伊賀討伐に乗り出し、圧倒的な戦力を誇る織田の大軍が伊賀に迫るが、最強の忍者・無門ら伊賀忍者たちは、圧倒的な強さで織田軍に抗戦する―

 

 

【コメント】

 
 毎月1日は映画デー!映画が1,100円で観られるぜ!

 今年の7月1日は休みの土曜日と重なるラッキーデーと勝手に解釈している僕ですが、このチャンスは逃すまいと今回選んだ映画が本作。

 本作も、劇場の予告編で散々観ていまして、ぶっちゃけ主役であるジャニさんとこの大野智に全く興味はなかったものの、監督を務めたのがあの中村“お分かりいただけただろうか”義洋監督というこなので、一縷の期待を持ちつついつもの「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。

 

 

(C)2017 映画「忍びの国」製作委員会

 

 

アニメのようなCG忍術に興ざめ

 

 うーん、何だろうなこれ。戦国時代における伊賀忍者という存在を違った角度から見せたかったのか、はたまた単純にCG満載の忍者アクションにしたかったのか、非常に中途半端な映画でしたね。というか、本作の忍者が繰り広げる忍術の数々があまりにも大げさでアニメ的だったので、逆に興ざめしちゃいましたね。これをしたかったなら、もっと振り切った忍者アクションにするべきだったし、時代考証をもってして伊賀忍者そのものを描きたかったのであれば子供だましのCGは不要、どっちつかずの微妙な映画でしたかね。

 ストーリー自体はなかなか面白くて、嫁だろうが子だろうが人の命を何とも思わない、何をやるにしても銭をもらえなきゃ何もやらないといった人間たちが住む“伊賀”という隔離された国が、織田信長が天下統一を果たそうとしている戦国時代において、裏切りや騙し合いを繰り返しながら衰退していく様を描いていて、これまでの忍者モノとはまた違った視点の忍者を描いているのは面白い。

 そんな興味を引く内容なのに、とても人間技とは思えないアニメっぽいCG満載の忍術の数々のおかげで一気に子供っぽい映画になってしまってる。個人的には、もっと時代考証を満載にした本格派の忍者時代劇にしたほうが絶対に面白かったと思いますね。

 

 

『怪物くん』と変わらなかったジャニさんとこの大野智

 
 ファンには申し訳ありませんが、主役の無門を演じているジャニさんとこの大野智、正直、役不足だったと思います。『怪物くん』のときの演技とまるで変わらない、言ってしまえば大根というほかありません。
 無門という忍者はとにかく恐ろしく非情で強く、伊賀を治める有力者たちも一目置く存在なわけで、少なくとも彼からそのような非情さ・怖さといった雰囲気は全く伝わってこず、ただただ大好きなお国の言いなりになっている腑抜けた忍者にしか見えない。笑かしに来てんのかと思うようなCG忍術も失笑モノだし、キャスティングとしては失敗だったように思います。
 そんな大野君を、石原さとみ、伊勢谷友介、鈴木亮平、でんでんといった実力派が脇を固めてなんとか締まった感じ。同じジャニさんとこの知念君も推して察するべしといった演技でしたかね。それにしても、満島真之介と國村準が早い段階で早々に退場したのはちょっとびっくりしましたが。

 

 

結局“ジャニさんとこの映画”だった

 

 そんなわけで、内容微妙、主役の演技も微妙な残念映画でしたが、「微妙な映画たったな~」をラストのクレジットをボーっと眺めていたところ、エグゼクティブプロデューサーに“藤島ジュリーK.”という名が・・・。

 ああそうか、どうやら僕はとんだ勘違いをしていたようだ、と気づきました。本作は結局、“ジャニさんとこの映画”だったんだなと。内容がどうのとか、CGがどうのとか、演技がどうのとか、そんな部分を真剣に品評する映画じゃなかったんだと分かりました。本作はジャニさんとこの息がかかったジャニさんのための映画だったんだなと。どうりで観客に若い女の子が多かったわけだ。

 本作を本格時代劇だと思って来たのかどうかは定かではありませんが、おじさんおばさん方もチラホラ見受けられましたね。彼らは本作を観てどう感じたんでしょうか。僕と同じような感想を持ったに違いないと感じながら劇場を後にした次第です。

 

 

(C)2017 映画「忍びの国」製作委員会

 

 

【2017年度 Myランキング】(7/1時点)

 

 本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。

 一気に暑くなったな。

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:沈黙 -サイレンス- ★★★★☆

  2位:愚行録 ★★★★

  3位:帝一の國 ★★★★

  4位:ハクソー・リッジ ★★★★

  5位:パージ:大統領令 ★★★★

  6位:チア☆ダン ★★★★

  7位:暗黒女子 ★★★★

  8位:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス ★★★★

  9位:メッセージ ★★★☆

 10位:おじいちゃんはデブゴン ★★★☆

  次点:イップ・マン 継承 ★★★☆

     ザ・コンサルタント ★★★☆

     マグニフィセント・セブン ★★★☆

     

  (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:無限の住人 ★☆

  2位:グレートウォール ★★

  3位:トリプルX:再起動 ★★☆

 

 

<その他ランク外一覧>

本能寺ホテル新宿スワンⅡドクター・ストレンジサバイバルファミリーナイスガイズ!咲 -Saki-お嬢さんラ・ラ・ランドスレイブメン特捜部Q PからのメッセージSING シングキングコング 髑髏島の巨神パッセンジャームーンライトゴースト・イン・ザ・シェルハードコアバーニング・オーシャンRANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編フリー・ファイヤースプリットブレア・ウィッチミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちドラゴン×マッハ!22年目の告白-私が殺人犯です-NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲームレイルロード・タイガーTAP THE LAST SHOW忍びの国

 


 

『忍びの国』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

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