「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
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佐藤健
本郷奏多
二階堂ふみ
三吉彩花
福崎那由他
濱田マリ
斉藤由貴
伊勢谷友介
【あらすじ】
【コメント】
さて、今回はあの「GANTZ」でおなじみの奥浩哉原作漫画の実写化を鑑賞。比較的新しい漫画ですな。
本作はアニメ化もされていて、僕はDVDで観ていて、あらかたの内容は知ってたので、実写化がどれほどのクオリティに仕上がっているか楽しみにしていました。
しかも、主人公の冴えないおじいちゃんリーマン役にとんねるずのノリさんが配役されたこともあって、これは世代的にも観なくちゃいかんなと「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。
ノリさんが良い味出してる快作
いや~面白かった!原作のイメージを壊さず、かつそれぞれのキャラもイメージを壊さず、忠実に、そしてCGも手を抜かずしっかりと仕上がっていましたね。満足です。
本作は内容うんぬんよりも、主人公・犬屋敷壱郎を演じたノリさんこと木梨憲武、この配役こそが本作をより面白く奥深くしている要因の一つだと思いますね。
いわずもがな、ノリさんはお笑いタレント・とんねるずの一人で、先日29年間の歴史に幕を下ろした、僕の青春の1ページ「みなおか」終了後の活動ということになりますが、役者というイメージはあまりないにもかかわらず、これほどの哀愁を漂わせた演技ができるというのは凄いと思います。仕事ではうだつが上がらず、家庭でも邪魔者扱い。加えて余命3ケ月の絶望の中で、世のため人のため、そして娘のために戦うジジイの雄姿を見事に演じていましたね。本作はノリさんあっての作品だったと思います。
ちなみに、アニメ版で声優を演じていた小日向文世でも悪くなかったかもしれませんが、ジジイリーマンを演じるにはちょっと若すぎるイメージかなと。声優はバッチリハマっていましたが、実写はやっぱりノリさんでしょうね。
ここまで来た邦画のCG映像
いや~でも本作をみると、邦画のSFモノもここまで来たかと感心しましたね。体から兵器がガシャガシャっとトランスフォームする様や、その兵器によって東京が壊滅状態になっていく様子、クライマックスで壱郎と獅子神が空中や宇宙で激突する映像なんかを観ても、かなりよくできていると思います。
さすがに先に観た『レディ・プレイヤー1』の映像と比べるとどうよ、となると圧倒的に『レディ・プレイヤー1』となるし、「アベンジャーズ」シリーズや「トランスフォーマー」シリーズのようなウン百億円もの費用を掛けたハリウッド作品とは比べものにはならないですが、もともと低予算の邦画としてのCGクオリティはかなり高かったと思います。本作を見本に、これからこれくらいの邦画が出てくることを期待します。
主題歌がカッコいい!MAN WITH A MISSION「Take Me Under」
本作の主題歌を歌うのが、あの覆面オオカミ集団で有名なオルタナティブロックバンド、MAN WITH A MISSIONの「Take Me Under」。いや~カッコいいです。
【2018年度 Myランキング】(4/22時点)
本作は、本年度のベスト10中2位(暫定)にランクイン。
太ってきたな~
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:いぬやしき ★★★☆
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:マンハント ★★☆
3位:マザー! ★★☆
<その他ランク外一覧>
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