「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

【 監督 】
アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
クリス・エバンス
マーク・ラファロ
クリス・ヘムズワース
スカーレット・ヨハンソン
ジェレミー・レナー
ドン・チードル
ポール・ラッド
ブリー・ラーソン
カレン・ギランネ
ジョン・ファブロー
ジョシュ・ブローリン
【あらすじ】
宇宙最強のヴィラン“サノス”によって、全宇宙の生命の半分が消え去ってしまった世界。
悲劇から5年後、生き残ったアベンジャーズのメンバー、キャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ハルク、ホークアイ、そしてアイアンマンはバラバラになり、まだ諦めない者と悲劇を受け入れて前に進もうとしている者、自暴自棄で堕落してしまう者に分かれてしまう。
そんな時、運よく量子世界から戻ることができたアントマンは、量子世界の時間のルールが現実とまるで違うことを告げる。アベンジャーズは、タイムトラベルにより過去に戻り、サノスより先にストーンを集め、失った生命を元に戻すことができると考えタイムマシンを開発、それぞれストーンがある時代へタイムトラベルする。
しかし、そこにはやはりサノスの軍勢が待ち構えていた―
【コメント】
さあ、時代もいよいよ平成から令和へ。
10連休という大型ゴールデンウィーク、そして令和を実家・盛岡で迎えようと帰省している僕ですが、平成最後を飾るにはまさにうってつけの作品である本作を地元で鑑賞しました。
昨年鑑賞した『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』から待ちに待った後編ということで、早く観たくて観たくてしょうがなかった作品です。今回はマーベル作品大好きな地元の友人とともに「盛岡フォーラム」に足を運んだ次第です。
(C)2019 MARVEL
感無量、最高!もう何も言うことはありません。11年の長きにわたり繰り広げてきたマーベル・シネマティック・ユニバース、そのまさに集大成ともいうべき堂々の完結編だったと思います!とにかく僕としてはこれまで1作も漏らさずマーベル作品を追いかけ続けてきて良かった、本当に良かった。ありがとうマーベル!と叫びたいくらいの感動を覚えましたね。
最強のヴィラン・サノスの指パッチンにより、全宇宙の生命の半分が消え去ってしまった絶望の世界から話はスタート。しょっぱなでまず驚くのは、宇宙に取り残され漂流していたアイアンマンことトニー・スタークが、早々に合流したキャプテン・マーベルに救われること。そして、生き残ったキャプテン・アメリカらアベンジャーズとともに、農園で隠居状態のサノスのもとに向かい、仇討とばかりにあっさりと首チョンパされること。前作であれだけ大暴れした暴君サノスが、映画開始30分足らずで死んでしまうというとんでもない展開、しかも、それから物語は一気に5年後に。全然先の読めない展開にワクワクが止まりません。
そう、本筋はここからなんですね。サノスの首を取っても、消えてしまったヒーローたち、そして全宇宙の生命が元通りになるわけじゃない。絶望の世界は続いたままなんですね。なすすべなく、現実を受け入れかけている中、登場するのが、量子世界から運よく戻ってきたアントマン。思った通り、アントマンの量子世界が、世界を取り戻す大いなる鍵となるわけです。そこからはもう怒涛の展開、タイムマシンを使ってこれまでの作品を総なめするような展開が続き、クライマックスにアベンジャーズとサノス軍団との大戦争まで一気に見せてくれる。クライマックスの大戦争は鳥肌ものですよ!怒涛の3時間上映なんてあっという間。絶対に途中トイレに行くわと宣言していた友人ですら、怒涛の展開に見入ってトイレどころじゃなかった模様。にかく集大成としてふさわしい大迫力のヒーロー映画でしたね。
そしてなんといってもラスト、涙なしでは観られない展開に。これを観れば「あ~やっぱりアベンジャーズは終わりなんだ・・・」と感じるはず。そして、僕のように1作も欠かさず観て応援してきたファンならば思うはず。「ありがとうアベンジャーズ!」と。
(C)2019 MARVEL
まだまだ、言いたいこと語りたいことは山ほどあるんですが、なんだかんだで言いたいことは、本作は最高だ!ということです。間違ってもMCUを本作から観てはいけない、一見さんお断りの作品であることは間違いない。本作は、11年MCUを応援してきたファンのためにあると言ってよい作品です。観てきた人ならば絶対に観るべき作品でもあります。
そんなわけで、MCUはこれで一区切りついたということで、いつものエンディングのお楽しみもありませんでしたが、今年夏にさっそく『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開待ち、その他にも『ドクター・ストレンジ2』や『ガーディアン・オブ・ギャラクシー3』が待機しているなど、MCUの世界はまだまだ続きそうな気配。友人の情報によると、あの「X-MEN」も版権を買い戻したからリブートされてMCUに組み込まれるんじゃないか?とのこと。
今後、どんな世界が展開していくのか、MCUがますます面白くなっていくことに期待します!
【2019年度 Myランキング】(4/29時点)
本作は、本年度のベスト10中1位(暫定)にランクイン。
盛岡の夜はまだ寒い。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:アベンジャーズ エンドゲーム ★★★★☆
2位:運び屋 ★★★★
3位:翔んで埼玉 ★★★★
5位:七つの会議 ★★★☆
8位:グリーンブック ★★★☆
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:麻雀放浪記2020 ★☆
<その他ランク外一覧>
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