「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
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【 監督 】
ノ・ドンソク
【 原作 】
伊坂幸太郎
キム・ウィソン
ハン・ヒョジュ
ユン・ゲサン
キム・ソンギュン
【あらすじ】
人気アイドル歌手を強盗から救い、国民的ヒーローとなった宅配ドライバーのゴヌ。
ある時、、久しく会っていなかった友人のムヨルと出会うが、目の前で次期大統領候補者が爆弾テロにより暗殺、ムヨルはゴヌに「誰も信じるな、生きろ」と警告し自ら命を絶つ。
暗殺の犯人に仕立て上げられたゴヌは、警察の追っ手を逃れながら友人たちの力を借りようとするが、すべて警察に筒抜けだった。
次第に、事件の裏に大規模な国家的陰謀が潜んでいることを知る―
【コメント】
う~む、ここんところテンションが上がる映画が公開されないな~。そんなときは、TSUTAYAでなんか物色してみるかと、いつもの行きつけのTSUTAYAに行ったところ目に留まったのが本作。2010年に堺雅人主演でも映画化された『ゴールデンスランバー』の韓国版ですな。
確か今年の年明けに公開された作品で、ちょっと気になっていたのですが、劇場館数も少なく映画館での鑑賞はスルー。この度めでたくレンタル開始ということで、さっそく手に取って鑑賞してみた次第です。
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(C)2018 CJ E&M CORPORATION, ZIP CINEMA, ALL RIGHTS RESERVED
うん、なるほど。まあ、原作がそれなりに練られてるし、そこに韓国テイストをうまく織り交ぜてオリジナリティを出してますね。まあそこそこ面白かったですが、さほどの印象は強くなかったかな。個人的には、ご都合主義だけど日本版のほうが面白かった印象です。
ただ、やっぱり日本版と違って、泥臭い逃亡劇と容赦ない国家権力の追跡は日本版じゃ出せないくらいサスペンスフルでウェット。日本版はどこかキレイで軽い感じがする分、本作の展開はよくできてると思います。
とは言うものの、友人たちとの回想シーンになると、ちょっと疾走感があった逃走劇から一気に失速してしまって、韓国映画らしいドラマチックなシーンではあるものの、せっかくのサスペンスをちょっと邪魔しちゃってた気がします。
オチも日本版と全然変えてきましたが、未来が明るい希望あるラストという点でいけば本作が上ですね。でも個人的には日本版のオチのほうが好きです。
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そんなわけで、日本の小説が原作とは言え、相変わらずブレない韓国映画らしいサスペンスアクションでした。こういったエンタメはやっぱり韓国映画のほうが格段に上ですね。
【2019年度 Myランキング】(5/18時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
ボーナス出るまでおとなしくしとくか。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:運び屋 ★★★★
3位:翔んで埼玉 ★★★★
6位:七つの会議 ★★★☆
次点:グリーンブック ★★★☆
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:麻雀放浪記2020 ★☆
<その他ランク外一覧>
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