「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

【 監督 】
森義隆
【 原作 】
東野圭吾
![]() | パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫) 810円 Amazon |
吉岡里帆
染谷将太
筒井道隆
美村里江
清水尋也
水間ロン
石田ニコル
田口トモロヲ
【あらすじ】
外資系企業バイテック社の研究院生として働く崇史。彼は、同じ企業の研究院生として就職した中学からの親友・智彦から、恋人の麻由子を紹介される。麻由子は以前、崇史が密かに想いを寄せていた女性だった。
ところがある日、崇史が目覚めると、麻由子は自分の恋人になっている日常があった。そして次に目覚めるとて、麻由子は智彦の恋人に。
異なる現実に違和感と不安を募らせていく崇史だったが、やがて隠された真実にたどりつく―
【コメント】
毎月1日は映画が1100円で観られる日!6/1は休日の土曜日ということで、こりゃあ映画館に足を運ばない手なぞ無い!配給会社もそれを狙ってか、話題作をぶつけてきているので、そのうちの一本である本作を鑑賞。
Kis-My-Ft2玉森裕太と吉岡里帆主演ということですが、それよりも東野圭吾原作という部分に惹かれ、前々から内容自体も興味をそそられていたので、原作未読ながら「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。
(C)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 (C)東野圭吾/講談社
うーむ、なるほどねー。なんだかよく分かんねーなー。さすがの東野圭吾、個人的にはとても惹きつける内容ではあったんですがね、なにぶん作り手の構成がヘタクソだったのか、原作読まなきゃ分からない部分が多々あって、いまいちスッキリしない映画でしたね。
展開自体はしょっぱなからすごく惹かれるんです。主人公・崇史と麻由子が恋人同士の世界とそうでない世界が交互に淡々と進んでいって、前半は謎が謎を呼んで引き込まれる。“パラレルワールド”としながらも、実は“記憶改変”という脳医科学的研究により、あたかも世界が2つ同時に流れているかのような錯覚を起こさせているという事実。いかにも理系の東野圭吾らしい設定だと思います。
しかしながら本作、ただでさえ2つの世界を交差させて進む展開なうえに、前後の時間軸をもいじり倒しているため、全体像を掴むのに一苦労。事実と記憶改変のストーリーがあいまいのまま最後まで進んでいくため、「記憶改変自体も記憶改変なんじゃね?」なんて裏の裏を読んでしまう事態にまで発展してしまい、結局どっちが真実のストーリーなのか最後まではっきりしない。
ややっこしい展開に加えて、登場人物たちの行動もいまいち共感できる部分が無く、ぶっちゃけ、玉森裕太君の演技の拙さも気になってしまって、事実を読み取るためにもう一度観てみよう!という気も起きませんです、はい。染谷将太がそこをカバーしていたので、かろうじて締まった感じにはなってますが。
(C)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 (C)東野圭吾/講談社
記憶改変というノーベル賞モンの技術を、三角関係の愛憎に使ってしまうという人間の愚かさを描いた部分は面白いと思いますが、原作の良さ面白さを作り手が上手く汲み取れなかったのは大きな痛手だったかと。
まあ、これを機会に原作を読んでみるか!という気持ちになれたのは良かったですかね。
【2019年度 Myランキング】(6/1時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
さっそくエアコン必要。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:運び屋 ★★★★
3位:翔んで埼玉 ★★★★
6位:七つの会議 ★★★☆
次点:グリーンブック ★★★☆
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:麻雀放浪記2020 ★☆
<その他ランク外一覧>
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