「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
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レニー・ハーリン
ニック・チョン
【あらすじ】
大雨に見舞われたクリスマス・イブの香港。
夜勤をしていた監察医のニックと助手のリンのもとに、突然、謎の武装グループが押し入り、とある女性の死体から銃弾を取り出すよう要求される。
電話線を切断され助けを呼ぶ術はない。そんな中でニックとリンはなんとか脱出しようと試みる―
【コメント】
政府からついに発令された「緊急事態宣言」の影響で、映画館が軒並み約1ヶ月の休館という非常事態に。しばらく劇場で新作映画を観ることができないという状況の中、なんとかレンタルで凌いでいくしかないと、行きつけのTSUTAYAで色々と物色している状況ですが、その中で手に取った本作。
本作も「未体験ゾーンの映画たち2020」で公開された一作ですが、僕の好きな香港映画でありながら、あのレニー・ハーリン監督作品ということで興味をそそり鑑賞してみた次第です。
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うむ、なるほど。ぶっちゃけ、ほぼほぼ『ダイ・ハード』ですね、これ。レニー・ハーリンは2のほうの監督してましたが、本作は名作1のほうをかなり意識した作りになってます。設定もクリスマス・イブの夜、とある建物内というクローズドな状況、一般市民VS犯罪者集団という設定。とはいえ、劣化二番煎じと言ってしまえばそれまでですが、さすがのレニー・ハーリン、そこそこに観られるように仕上げてましたね。
基本的に2対3で繰り広げられる攻防戦なので、もちろん名作『ダイ・ハード』のような大作の期待は禁物。要所要所ツッコミどころはあるし安っぽさは否めない。3人組の悪党も単なるチンピラっぽくて、こんなのにいつまで振り回されているんだという感じもしましたが、ただ、それほど期待しないで観れば、B級アクションものとしてはそこそこに楽しめる映画だと思います。助手役のヤン・ズーもキレイで良かったですしね。
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主演のニック・チョン、日本では全然知名度がありませんが、かなりのキャリアがある役者さんで、最近じゃクライムアクションものに多く出ている感じですね。日本での知名度はないものの、映画自体はそこそこ公開されているしレンタルもされているので、機会があったらチェックしてみようと思う役者さんです。
【2020年度 Myランキング】(4/11時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
在宅勤務じゃ集中できねーな。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:ミッドサマー ★★★★
5位:AI崩壊 ★★★☆
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:エスケイプ・ゲーム ★★
3位:
<その他ランク外一覧>
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