「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
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ニール・マッケイ
アーノルド・シドニー
テリー・マクドナルド
ヒュー・ラム
【あらすじ】
1999年のアメリカ、テキサス州。
かつてベトナム戦争に従軍していたジャックは、今は建設作業員として孤独な生活を送っていた。
大みそかの夜、ジャックダニエル片手にケーブルテレビを見ていると、突如“レース・ザ・クロック”という番組が始まる。と同時に、ジャックの姿が画面に映し出される。この番組は、60分間生き残ると100万ドルもらえるサバイバルゲームだった。
家に次々と武装した集団が押し入り銃撃されるジャック。何がどうなっているのか分からぬまま、ジャックは武装集団に応戦する―
【コメント】
東京のコロナ禍はまだまだ収まりを見せず、未だ映画の公開もペンディング状態の昨今。映画のネタが付きかけてきている中で手に取ったのが劇場未公開作品である本作。
タイトルがSFサスペンス『ミッション:8ミニッツ』のあからさまなパクリを認識しながらも、題材にちょいと気を惹かれたので鑑賞してみた次第です。
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惜しい!実に惜しいです、この映画。不条理なテレビ番組に巻き込まれた死ぬか生きるかのデスゲーム、舞台は家の中というクローズドな環境、元兵士の無骨な男といういかにもやってくれそうな主人公。オーソドックスなサスペンス・アクションながらも、もっとお金を掛けてしっかり作れば本作はもっと面白くなっただろうという可能性があった作品だったと思います。昔観たシュワちゃんの『バトルランナー』を思い出しましたね。
まあ、ありきたりな展開ではあるし、要所要所間延び感があって安っぽくてB級もB級な出来だし、所詮は劇場未公開も納得の仕上がりではあるんですが、ゲリラ的に電波ジャックして殺人番組が行われているといった都市伝説的な題材は個人的に好きなシチュエーションだし、くたびれたオッサンでも「やってくれる感」を醸し出す主人公にワクワクする。結果的になんか締まらない終わり方ではありましたが、それなりにワクワクして観てしまいましたね。
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こういったチープな未公開B級でも、なんかキラリと光る何かがあったりするんですよね。青デアは面白くてもお金が無い、作り手の力量が足りないなどの要因で埋もれてしまう作品はごまんとあります。そんな作品を掘り起こしてみるのも面白いと思います。
【2020年度 Myランキング】(4/25時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
GW帰省できないのは哀しい。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:ミッドサマー ★★★★
5位:AI崩壊 ★★★☆
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:エスケイプ・ゲーム ★★
2位:ドローン ★★☆
<その他ランク外一覧>
カイジ ファイナルゲーム9人の翻訳家 囚われたベストセラーナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密前田建設ファンタジー営業部バッドボーイズ フォー・ライフドアロックスマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼初恋レ・ミゼラブル仮面病棟カット/オフインビジブル・ウィットネス 見えない目撃者リトル・モンスターズハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYジュマンジ ネクスト・レベルハード・ナイト霊幻道士X 最強妖怪キョンシー現る侵入する男(未)ミッション:60ミニッツ(未)
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