「ワイルド・スピードジェットブレイク」　★★★～今回若干おとなしめ？

※※※　注意　※※※

　「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

　これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

「『シネマ報告書2021』の掲載にあたって」

今回若干おとなしめ？★★★Image may be NSFW.
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（2021年／アメリカ／143分／Fast & Furious 9） 【　製作・脚本・監督　】ジャスティン・リン【　出演　】ビン・ディーゼルミシェル・ロドリゲスタイリース・ギブソンクリス・“リュダクリス”・ブリッジスジョン・シナナタリー・エマニュエルジョーダナ・ブリュースター

サン・カン

シャーリーズ・セロン

【あらすじ】

　ドミニクは、幼い息子ブライアンとパートナーのレティとともに、片田舎で平穏な日々を過ごしていた。

　ある日、そこに仲間のローマンたちが訪れ、ミスター・ノーバディが救難信号を送っている動画を見せられる。そこには、ドミニクの実弟ジェイコブが映っていた。

　ドミニクは、過去に向き合うためジェイコブとの戦いに身を投じることになる―

【コメント】

　2021年の行きつけのTSUTAYAでのレンタルもこれで締め。あれも観たいこれも観ておくべきだったかもと今更ながら感じつつも、年締めはスカッと終わらせようぜ！と手に取ったのが、ご存じ「ワイスピ」シリーズの最新作。

　2017年『ワイルド・スピード ICE BREAK』から4年、満を持しての公開でしたが、ぶっちゃけそれほどワイスピフリークでもない僕は華麗にスルー。今般めでたくレンタル開始ということで、2021年のレンタルラスト1本に任命しさっそく鑑賞してみた次第です。

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　まあ相変わらずですな。相変わらずブッ飛んでる。ゴージャスな音楽にノせて繰り広げられるド派手なカーアクションの連続。あんだけ車がぶっ壊れまくって人間がゴミのようにすっ飛んでいくにもかかわらず、絶対死ぬだろーとか良くても一生傷の大ケガをだろーよとかの場面がまったくの無傷で助かるという、どんだけ不死身なんだよヴィン・ディーゼルというツッコミどころもワイスピシリーズではもはやご愛敬。そういう部分も含めてやっぱりワイスピだなーと楽しんで観ましたね。もっとも本作、アクションが若干おとなしめ？な感じがありましたが。

　これまで仲間たちをファミリーという絆でまとまってきた彼らですが、今回はドミニクの実のファミリーである弟が登場。ドミニクのパーソナルに焦点が当たったドラマ部分が多いので、アクションがわずかながら少なくなったのかなと。そして特筆すべきは、前作から続投したテロリスト役のシャーリーズ・セロンの登場もそうですが、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』や『ワイルド・スピードMEGA MAX』に登場していたハンが、ここへきて久々の登場。ラストでジェイソン・ステイサムも登場、ハンと密会する形でENDとなるので、これが次回への伏線となるのでしょう。

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