「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
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MASUMI
ジョナサン・リース=マイヤーズ
伊原剛志
【あらすじ】
サンパウロで暮らす日本人の孤児のアケミ。
ある日、日本から来たヤクザのタケシに命を狙われ、記憶喪失の男・シロに助けられる。彼はなぜか、アケミの祖父が大事にしていた妖刀“ムラマサ”を所持していた。
実はアケミは、日本のヤクザのトップの末娘であり、何者かに嵌められ一族を殺されたことを知る。
すべてを悟ったアケミは、家族を殺した者に復讐を誓う―
【コメント】
年度末で慌ただしい中で、さらなるトラブルも加わりバタバタだった週末。特段の進展もないまま肩を落として家路に着いた帰り、久しぶりに行きつけのTSUTAYAで映画でもレンタルするかと立ち寄ったところ目に留まったのが本作。
『ヤクザプリンセス』なんて直球のタイトルに目を惹かれたわけですが、本作は今年も無事開催された「未体験ゾーンの映画たち2022」で公開された一本で、これから続々とレンタルされていくんだろーなーという期待もあり、第1弾としてさっそく手に取ってみた次第です。
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(C)2021 FILMLAND ALL RIGHTS RESERVED
うん、いかにも未体験ゾーンらしいB級でマニアックなアクション。まあ最初っからそういう視点で鑑賞に挑んだので期待どおりです。いや、お金は掛かっていないものの、映像的に意外とちゃんと作られてるなーという印象もありましたかね。ストーリー展開も進むにしたがって謎が解き明かされていく面白さもあるし、それなりに楽しめたというところでしょうか。
ただ、海外の人の眼のフィルターで見た日本のイメージってやっぱりどこか違うなーと。JAPANESE YAKUZAが未だに刀で戦ったりとか、切腹したりとか、妖刀ムラマサなんてのも登場したり、主役のMASUMIなんか日本人っぽくないし。日本人が観ればなんじゃこれな日本像が少なからずあるので、日本のグローバル化もまだまだだなと感じます。
とはいえ、日本人俳優代表として伊原剛志がガッツリ出演していて、見せ場満載でいぶし銀なカッコイイシーンが多いし、主役のMASUMIを食った感じになっていて良かったと思いますよ。ラスト切腹しますが。
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日本と言えば、昔はFUJIYAMA、GEISHA、NINJA、SEPPUKUと言われてましたが、20221年製作の本作でまさかそのままが出てくるとは。まあ、そういったツッコミも含めて未体験ゾーン作品に相応しいといえば相応しいでしょう。
本作を含め今年も未体験ゾーン作品は目白押し、レンタルされ次第どんどん観ていこうと思う所存です。
【2022年度 Myランキング】(2/19時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
仕事トラブル解消せず。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:さがす ★★★★
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
ノイズバイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ嘘喰いコーダ あいのうたヤクザプリンセス
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