「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

アンセル・エルゴート
レイチェル・ゼグラー
アリアナ・デボーズ
デビッド・アルバレス
ジョシュ・アンドレス
コリー・ストール
リタ・モレノ
マイク・ファイスト
【あらすじ】
1950年代のニューヨーク、マンハッタン。
夢を抱いて多くの移民が集まるウェスト・サイドは、差別や貧困にあえぐ若者たちが集い、互いに対立する関係にあり、ポーランド系移民“ジェッツ”とプエルトリコ系移民“シャークス”は特に激しい敵対関係にあった。
そんな中、ジェッツの元リーダーであるトニーは、シャークスのリーダーの妹マリアと運命的な出会いを果たし恋に落ちる。
そして、ジェッツとシャークスが互いの存続をかけて決闘をすることになった時、トニーとマリアの運命は激しく揺れ動いていく―
【コメント】
僕は基本的に、劇場公開される映画は初週、遅くとも2週目には鑑賞するようにしているんですが、話題作にもかかわらずズルズルと鑑賞をひき伸ばしてしまったのが本作。
映画の巨匠中の巨匠スティーブン・スピルバーグである待望の新作、しかもあのミュージカルの名作中の名作である「ウエスト・サイド物語」を再び映画化するということで、おそらくは全世界の映画ファンが期待していた作品であろうと思われます。
しかしながら、映画ファンと自称しておきながらどうにも食指が伸びず、しかもパンフレットが約2970円という史上まれに見る高額なもの(正確にはメイキングブックなので」、パンフレットとは言い難いかも)で、映画鑑賞時は必ずパンフレットを購入する僕としては、どうしても本作の鑑賞に足が向かわずズルズルと一か月近くも放置してしまった次第です。
劇場鑑賞スルーしてレンタルでもよいかな~とも考えましたが、やっぱり本作は観たほうが良いだろうと気を奮い立たせ、「立川シネマシティ」にて鑑賞しました。
(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved
いやもうね、良かったですよ。大方の予想どおり、本当に良かった。だってスピルバーグだもん、ウエスト・サイド物語だもん、素晴らしくないわけがないじゃない。圧巻のミュージカルシーン、胸を打つピュアなラブストーリー、涙する悲劇的なラストシーン、そして現代にも通じる差別や貧困、人種といった社会的問題。昔から語り継がれる名作を映画製作の場数を踏みまくった巨匠スピルバーグが監督したんだから、面白さ・完成度なんて保証されたようなもの。157分という長丁場でも全然余裕で観ていられます。
スピルバーグ監督は本作でミュージカル初挑戦とのことですが、どんなジャンルの映画だってもうお手のもの。冒頭からジェッツたちが街を我が物顔で闊歩するシーンや、特にホールで繰り広げられるジェッツVSシャークスのマンボのミュージカルなんか圧巻の一言。歌なんかも、本作を知らない人でもどこかで聴いたことがあるであろう超有名曲ばかり。トニーやマリヤをはじめとしたキャラクターも立っていて印象的。ストーリーはもう言わずもがなですよ。とにかく、一部の隙もないくらいに素晴らしい作品。さすがと言わざるを得ない、誰もが心躍り涙するミュージカル映画だったと思います。
(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved
まあでも、結局は好みの問題なわけで、僕が本作をちょっと敬遠していたのは、あまりにも成功が保証された作品だからというのが強いですね。観れば絶対に楽しめるだろう、損はしないだろう、つまりは当たりはずれの危うさが本作には微塵も感じなかったわけです。くじを引いたら絶対に当たり、それくらい保証された作品なんです。個人的にはそういった当たりはずれの危うさを感じさせるほうがワクワクします。
本作に限らず、配給元のディズニー作品、特にアニメについてはそういう作品が多いです、当たりが保証された作品。良いものを作るという精神は素晴らしいですが、あまりにもブラッシュアップしすぎてしまうのも考えものかなと僕は感じましたね。
【2022年度 Myランキング】(3/6時点)
本作は、本年度のベスト10中3位(暫定)にランクイン。
久しぶりの休日出勤。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:さがす ★★★★
3位:ウエスト・サイド・ストーリー ★★★☆
5位:ナイル殺人事件 ★★★☆
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
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