「レッド・ブレイク」　★★★～超チープなダイ・ハード

※※※　注意　※※※

　「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

　これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

「『シネマ報告書2022』の掲載にあたって」

超チープなダイ・ハード★★★Image may be NSFW.
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タイリース・ギブソン

ジョン・マルコビッチ

クリストファー・バッカス

マイケル・ジェイ・ホワイト

ルナ・ローレン・ベレス

【あらすじ】

　一人娘エンジェルと暮らすシングルファーザーの元海兵隊員カイル・スノーデンは、戦場のPTSDに悩まされており、継父である下院議員サム・ネルソンとの関係もうまくいってなかった。

　ある日、サムが経営するスーパーマーケットに立ち寄ったところ、突如武装集団が侵入、カイルやエンジェル、サムや従業員が一緒に人質となってしまう。

　武装集団の目的が分からぬまま、エンジェルを助けるためカイルは彼らに単身戦いを挑む―

【コメント】

　「未体験ゾーンの映画たち2022」第3弾！ということで、休日出勤の振替として得た平日の休日のために、行きつけのTSUTAYAで手に取ったのが本作。

　主演が「ワイルドスピード」シリーズのタイリース・ギブソン、そして個性派の名優ジョン・マルコビッチが共演ということで、まあ所詮はB級アクションものと想像に難しくない作品だろうと踏んでましたが、とりあえず鑑賞してみた次第です。

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　うむ、まあこんなもんでしょう。というか、思った以上にチープなアクションでしたね。超高層ビルがジャックされるアクション映画の金字塔『ダイ・ハード』を、町中にあるスーパーマーケットに超スケールダウンさせた安っすいアクション、超絶チープなダイ・ハードといったところでしょうかね。最近の未体験ゾーンは完成度が高い作品が多いから、もしかしたら本作も・・・という淡い期待もありましたが、これぞTHE・B級といった趣でした。なんか昔ビデオレンタル時代にアクション映画観まくってた頃よくこんなのありましたわ。

　デンゼル・ワシントンの『イコライザー』のように、スーパーマーケットに置いてある品々を使って武装集団を無双しまくるのかとも期待しましたが、蓋を開けてみればバーベキュー器具で相手刺したり、フライパンで殴り合ったりと、まあ想定の範囲内の戦い方。アクションについても派手なシーンはさほどなく、ラストの爆発シーンなんて合成丸出しの雑な出来。アクションとしては雑も雑でしたが、なんか80年代の懐かしい感じもして、僕的には嫌いではなかったです。

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　まあ、「ワイルドスピード」シリーズの常連であるタイリース・ギブソンの一人立ち作品でもあるけど、まだまだ彼に大きな予算を掛けられるほどのポジションではないんでしょうな。そこに名の知れたジョン・マルコビッチをキャスティングして何とか形にしたという感じがします。よくこんな作品に出てくれたよなマルコビッチ。

【2022年度 Myランキング】（3/15時点）

　本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。

　トラブルやっと解消！

（ベスト）…　★★★☆以上が基準

　　１位：スパイダーマンノー・ウェイ・ホーム ★★★★☆

　　２位：さがす ★★★★

　　３位：ウエスト・サイド・ストーリー ★★★☆

　　４位：ゴーストバスターズアフターライフ ★★★☆

　　５位：ナイル殺人事件 ★★★☆

　　６位：ブラックボックス音声分析捜査 ★★★☆

　　７位：クライ・マッチョ ★★★☆

　　８位：