「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

デヴィッド・アークエット
ネーヴ・キャンベル
コートニー・コックス
マーリー・シェルトン
メリッサ・バレラ
ジェナ・オルテガ
ジャック・クエイド
【あらすじ】
カリフォルニア州の田舎町ウッズボローで発生した凄惨な殺人事件から25年。
高校生タラがゴーストフェイスの仮面を被った謎の人物にめった刺しにされるが、辛うじて一命をとりとめる。
タラの姉であるサラは犯人を見つかるため仲間たちと行動するが、次から次へとゴーストフェースの餌食となり、ウッズボローに再び血の惨劇が始まる―
【コメント】
5連勤でホッと一息の週末、仕事帰りにいつもの行きつけのTSUTAYAで新作を物色していたところ目にとまったのが本作。ホラー映画好き人間なら覚えている人も多いことでしょう。
本作は1996年に公開されるや、いわゆる“ホラー映画あるある”をネタにしたスラッシャー物として大ヒットし、これまで4作が製作されたヒットシリーズで、本作は2011年の『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』から実に11年振りの5作目というわけです。
しかしながら、日本では残念ながら劇場未公開のDVDスルーという扱いとなってしまい、なんとも哀しいシリーズ新作となってしまいましたが、とにもかくにも映画ファンならば未公開であれ観なくてはならんだろうと、ちょっと期待して手に取った次第です。
うーむ、ちょっと事前準備を怠ってしまったようだ・・・。事前準備とは言わずもがな、本作の鑑賞前に前シリーズ4作の復習をしておくこと。
本作は前4作と密接に関係した続編となっているので、過去の登場人物がかなり重要な役割で登場するし、その子供たちがメインで活躍するので、うろ覚えの人たちは改めて復習しておくことが必要です。それを怠ってしまったがために、あれこいつ誰だったっけ?こいつとどういう関係だったっけ?と忘れていることが多かったため、十分に作品を楽しめなかったのが悔やまれるところです。いやでも、前作から11年振りの新作なので、そもそも前作からのインターバルが開き過ぎな気もするんですよね、これ。忘れるってそりゃあ。
まあでも、とりあえずいつもの“ホラー映画あるある”を現代に置き換えブラッシュアップしているし、スラッシャー映画に相応しいなかなかの血みどろで痛々しいスラッシー場面も多々あるので、忘れていてもとりあえずは楽しめるかと思います。とはいえ、楽しむためには前4作の復習は必須事項ですが。
ちなみに、製作会社は本作に続く『Scream 6』をすでに準備しているようで、ここから一体どう展開されていくのか、なんだかんだでちょっと楽しみでもあります。でも本作、本土ではヒットしたんでしょうかね。日本ではDVDスルーになってしまったあたり、ちょっと続編の雲行きは怪しい気がします。
【2022年度 Myランキング】(5/28時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
早くも夏の装い。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
3位:さがす ★★★★
4位:ザ・バットマン ★★★★
5位:ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス ★★★☆
9位:死刑にいたる病 ★★★☆
次点:ナイル殺人事件 ★★★☆
(ワースト)… ★★☆以下が基準
3位:
<その他ランク外一覧>
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