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「キングダム 大将軍の帰還」★★★★~満を持した王騎の独壇場

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

『シネマ報告書2024』の掲載にあたって

 
満を持した王騎の独壇場
★★★★
(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会
 
(2024年/日本/145分)
 
【 監督 】
佐藤信介
 
【 原作 】
原泰久
 
【 出演 】
山崎賢人
吉沢亮
橋本環奈
清野菜名
山田裕貴
岡山天音
三浦貴大
新木優子
吉川晃司
高嶋政宏
要潤
山本耕史
草刈正雄
長澤まさみ
小栗旬
大沢たかお

 


 

【あらすじ】

 

 猛者たちが群雄割拠する春秋戦国時代の中国。

 馬陽の戦いで、隣国・趙の敵将を討った秦国の信率いる“飛信隊”。しかし、彼らの前に“武神”と呼ばれる趙軍の総大将・ほう煖(ほうけん)の急襲に遭い、壊滅的な痛手を負ってしまう。飛信隊は、致命傷を負った信を背負い趙軍の追っ手から逃れる。

 一方、戦局を見守っていた秦国の総大将・王騎だったが、過去のほう煖との深い因縁により、自ら戦地に切り込んでいく―

 

 

【コメント】

 

 さあ、今年も本作の公開の季節がやってまいりました!週刊ヤングジャンプで絶賛連載中の中国の熱い熱い戦国絵巻の実写版。2019年『キングダム』、2022年『キングダム2 遥かなる大地へ』、2023年『キングダム 運命の炎』に続く待望の第4作目、いよいよ公開です!

 とにかく熱量が凄い戦国エンタテイメント、僕自身も本シリーズにハマってしまっておりまして、前作のラスト、武神と呼ばれるめっちゃくちゃ強い武勇のほう煖=吉川晃司、軍事の天才・李牧=小栗旬の登場で思わずうおおおおおと叫びそうになるくらいテンションが上がり、新作をとても楽しみにしておりました。

 そんなわけで、三連休のラストデー、胸を躍らせながらさっそく「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。さすがの人気シリーズ、ほぼほぼ満席でしたね。

 

(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会

 

 感無量、圧巻の一言。めっちゃくちゃ面白かったッス!今回もアツいアツい漢の戦いのドラマ、一部の隙もなく堪能させていただきました!シリーズ一貫してアツさを維持し、決してダレることなく最高潮に達したまま走りぬきましたね。何も言うことはありません、最高の1本でした。

 そんな僕が感じた本作の感想は以下の3つです。

 

1.熱量は最高潮の戦国絵巻

2.満を持した王騎の独壇場

3.とりあえずの区切りか、それともパート5続行か

 

 前作のラストで登場した武神ほう煖=吉川晃司、軍事計略の天才・李牧=小栗旬の登場から物語は早速スタート、飛信隊の前でいいようにほう煖が大暴れし信も瀕死の状態に。なんとか信を助けるために趙の追っ手から逃れようとするも、目の前で長年の親友も次々と殺されていく。前半戦からさっそく泣かせてくれる展開です。

 

 しかし、今回の真の主役は何と言っても天下の大将軍・王騎将軍の満を持しての大活躍。これまで動かざること山の如しの王騎将軍でしたが、ここへきて王騎の独壇場といっても過言ではないくらいの暴れっぷりです。見どころは何と言っても王騎将軍VS武神・ほう煖の一騎打ち。強い者同士のパワフルな戦いにアツさは最高潮に達します。

 そして、王騎将軍が天に召されるクライマックスはもうね、涙なしでは見られないですよ。うおおお王騎ぃー!と観客の誰もが心の中で叫んだに違いない。とにかく胸を躍らせ続ける展開にただただ鳥肌が立ちっぱなしでした。

 サブタイトルの「大将軍の帰還」というのは、この展開を経たラストの信のセリフでしっかりと回収されるのも憎いところ。日本映画の底力を見せつけた最高のアクションエンタテイメントでした。最高です!

 

(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会

 

 そんなわけで、ついにNHKのアニメシリーズにも手を付けてしまった僕ですが、アニメのほうは現在第5シリーズまで行っているようで、まだまだ先は長そうです。というか、原作自体も終わってないので、まだまだ原作も続きそうです。

 きになるのは実写版の本シリーズの行方で、アニメでいくとちょうど本作で第1シリーズの終了、本作もちょうどよい区切りのところになりますね。とはいえ、全体のストーリーとしては序盤も序盤、天下の大将軍への道を進んでいく信の雄姿はこれから。個人的にはシリーズの続行を願ってやまないです。

 今のところ、5作目の情報はなさそうですが、全シリーズを観てもかなりの予算がかかっている映画なので興行収入次第といったところでしょうか。これだけの豪華キャストを揃えるのも至難でしょうし、やるとしても数年先になろうかと思います。

 本作が大ヒットを記録した暁には、ぜひともまたシリーズ化して毎年公開してほしいです。期待していますよ!

 

 

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 本作は、本年度のベスト10中6位(暫定)にランクイン。

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(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:PERFECT DAYS ★★★★★

  2位:DUNE デューン 砂の惑星 PART2 ★★★★☆

  3位:デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 ★★★★

  4位:デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 ★★★★

  5位:マッドマックス:フュリオサ ★★★★

  6位:キングダム 大将軍の帰還 ★★★★

  7位:帰ってきた あぶない刑事 ★★★★

  8位:シティーハンター(未) ★★★★

  9位:ゴールデンカムイ ★★★☆

 10位:カラオケ行こ! ★★★☆

  次点:ライド・オン ★★★☆

     密輸 1970 ★★★☆

     猿の惑星 キングダム ★★★☆

     

     

 (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:ハンガー・ゲーム0 ★★

  2位:ザ・ウォッチャーズ ★★☆

  3位:映画 マイホームヒーロー ★★☆

 

<その他ランク外一覧>

エクスペンダブルズ ニューブラッドコンクリート・ユートピアアクアマン 失われた王国ある閉ざされた雪の山荘でLift リフト(未)バッドランド・ハンターズ(未)哀れなるものたちファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ身代わり忠臣蔵雪山の絆(未)ボーはおそれているマダム・ウェブネクスト・ゴール・ウィンズARGYLLE アーガイル落下の解剖学ポップスが最高に輝いた夜(未)変な家サンクスギビングTALK TO ME トーク・トゥ・ミーゴーストバスターズ フローズン・サマーオッペンハイマーロードハウス 孤独の街(未)エクソシスト 信じる者恐怖の報酬(未)DIVE ダイブ 海底28メートルの絶望REBEL MOON パート1:炎の子(未)ゴジラ×コング 新たなる帝国EBEL MOON パート2:傷跡を刻む者(未)エレベーター・ゲーム劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・班目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血バッド・デイ・ドライブマッチング範馬刃牙VSケンガンアシュラ(未)DOGMAN ドッグマンUltraman:Rising(未)セーヌ川の水面の下に(未)バッドボーイズ RIDE OR DIEクワイエット・プレイス DAY 1宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきましたビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー(未)

 


 
 
 

『キングダム 大将軍の帰還』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

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