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「ムーン・ウォーカーズ」 ★★★~シュールでちょっと刺激的なナンセンスコメディ

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
 これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

「『シネマ報告書2015』の掲載にあたって」



シュールでちょっと刺激的なナンセンスコメディ

★★★

ムーン・ウォーカーズ

(C)Partizan Films - Nexus Factory - Potemkino 2015




(2015年/フランス・ベルギー/94分/Moonwalkers)

【 原案・監督 】
アントワーヌ・バルドー=ジャケ

【 出演 】
ロン・パールマン
ルパート・グリント
ロバート・シーハン
スティーブン・キャンベル・ムーア
エリック・ランパール
ケビン・ビショップ
トム・オーデナールト
エリカ・セント




【あらすじ】

 国の威信をかけてソ連と宇宙開発で競争していた1969年のアメリカ。しかし、悲願である月面着陸計画が思うように進まないNASAに政府は業を煮やしていた。
 ベトナム戦争のトラウマを持つCIA諜報員キッドマンは、月面着陸に失敗したときに備え着陸成功の映像を捏造するようスタンリー・キューブリック監督に依頼するためロンドンに飛ぶ。
 しかし、手違いで借金まみれのロックバンドのマネージャー・ジョニーに巨額の制作費が渡ってしまい、そのお金はマフィアの手に。
 キッドマンはマフィアから強引に製作費を取り戻し、ジョニーと映像の捏造を開始するが、奪われたお金を取り戻しにマフィアが命を狙う―


【コメント】

 ここ最近とんと目ぼしい映画がなく、レイトショー三昧だった土曜の夜は自宅での映画鑑賞が多くなってます。
 それでも何か映画館で観たいという欲求は抑えられず、何でもいいからないかと物色していたところ目についたのが本作。劇場数も少ない単館系の映画ですが、ネットでの評判も上々だったので、日曜の午後「新宿シネマカリテ」まで足を運んで鑑賞した次第です。


ムーン・ウォーカーズ

(C)Partizan Films - Nexus Factory - Potemkino 2015


前提知識として憶えておこう「アポロ計画陰謀論」

 本作を観るうえで、まず事前に知っておくべきネタは「アポロ計画陰謀論」というもの。
 数ある陰謀論の中でも最も有名な話なので、この手のものが好きな人もそうでない人も一度は耳にしたことがあると思います。つまり、“アメリカは月面に着陸していない”というもので、公開されている映像は『2001年宇宙の旅』を作った鬼才スタンリー・キューブリック監督が政府の依頼によりどこかのスタジオで作った捏造されたもの、という説で、本作はまさにこの陰謀論をベースにした作品です。
 ぶっちゃけ僕は、この手の陰謀論ネタが大好きです。


シュールでちょっと刺激的なナンセンスコメディ

 本作はそのアポロ計画陰謀論をベースに、シュールでナンセンスに満ちた、ちょっとグロもありの刺激的なコメディで、まずまずの面白さでした。
 もっともお笑い自体は欧米らしくハチャメチャで下品なので、合わない人はとことん合わないお笑いセンスですね。中盤のヤクやりまくりの展開はグダって中弛みが酷いし、濃ゆい欧米ギャグが満載なのでお腹いっぱいになってしまう感も否めませんが。
 まあそれでも、先に観た『:キングスマン』にも似た雰囲気を持っているので、楽しめる人は楽しめると思います。


最大の見どころは“デブのトランポリン”

 本作のシュール・ナンセンスの象徴といえば、なんといっても“デブのトランポリン”!とにかくシュールな映像で、苦笑いにも似た笑いを与えてくれます。
 これは、本作において登場する映画監督が作った、文字どおりデブがパンツ一丁でトランポリンをしている姿をスローモーションで映し出しているだけの映画で、本編にももちろん登場しますが、あろうことかエンドロールでも怪しげな音楽に合わせて登場するという入れ込みよう。監督はよっぽど“デブのトランポリン”が気に入ったようです。
 エンディングもしっかり苦笑いさせてくれるので席を立ってはいけませんよ。


もっとハジければサイコーだったクライマックス

 上で『:キングスマン』を引き合いに出しましたが、本作クライマックスのスタジオでの銃撃戦はなかなかに迫力があって、『:キングスマン』ばりにクライマックス弾けてくれればもっとサイコーだったかもしれません。
 主人公キッドマンのゴリラのような風体の大男がショットガンをぶっ放しまくる雄姿は見応え十分。彼の強さをもっとアピールできていれば本作の評価ももっと上がったことでしょう。


もっと観てみたい“陰謀論映画”

 同じようなアポロ計画陰謀論モノで『カプリコン・1』という映画がありますね。他にも有名なのがTVドキュメンタリー「第三の選択」。これはエイプリルフールのジョーク番組だったようですが、僕はマジで信じていました。
 いい歳になっても僕はこの手の陰謀論や都市伝説話が大好きでして、こういった陰謀論をテーマにした映画をもっと観てみたいなーと常日頃思っていたりします。JFK暗殺しかり、エイズウイルスしかり、イルミナティしかり。ツッコミどころがある話もありますが、この手の話ってロマンがありますよね。想像力が豊かになるというか。
 本作のようなコメディ仕立てでも、ちょっとマジメにサスペンスフル仕立てでも、モキュメンタリー仕立てでもいいので、もっともっとこんな陰謀論映画、観てみたいもんです。


ムーン・ウォーカーズ

(C)Partizan Films - Nexus Factory - Potemkino 2015



【2015年度 Myランキング】(11/15時点)

 本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
 とりあえず仕事が一山越えた!


(ベスト)… ★★★☆以上が基準

  1位:マッドマックス 怒りのデス・ロード ★★★★☆
  2位:チャッピー ★★★★
  3位:フォックスキャッチャー ★★★★
  4位:ピッチ・パーフェクト2 ★★★★
  5位:映画 ビリギャル ★★★★
  6位:バクマン。 ★★★★
  7位:野火 ★★★★
  8位:アゲイン 28年目の甲子園 ★★★★
  9位:セッション ★★★★
 10位:プリデスティネーション ★★★★
  次点:キングスマン ★★★☆
     ジョン・ウィック ★★★☆ 
     KANO 1931海の向こうの甲子園 ★★★☆


(ワースト)… ★★☆以下が基準

  1位:極道大戦争 ★
  2位:ストレイヤーズ・クロニクル ★☆
  3位:進撃の巨人 ATTACK ON TITAN ★★


<その他ランク外一覧>
96時間 レクイエムシン・シティ 復讐の女神神様はバリにいるバンクーバーの朝日激戦 ハート・オブ・ファイトビッグ・アイズジョーカー・ゲームREC/レック4 ワールドエンドANNIE アニーミュータント・タートルズデッドハングマッハ!無限大アメリカン・スナイパーソロモンの偽証 前篇・事件AFFLICTED アフリクテッドシェフ 三ツ星フードトラック始めました余命90分の男ハネムーンイミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密エイプリルフールズジュピターソロモンの偽証 後篇・裁判バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)ワイルド・スピード SKY MISSION寄生獣 完結編ザ・トライブ龍三と七人の子分たちシンデレラマッド・ナースラン・オールナイトZアイランドイニシエーション・ラブメイズ・ランナー新宿スワン予告犯ピッチ・パーフェクトインド・オブ・ザ・デッドトゥモローランドラブ&ピースマエストロ!アナベル 死霊館の人形アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロンターミネーター:新起動<ジェニシス>バケモノの子リアル鬼ごっこスペシャルID 特殊身分HEROゴッド・ギャンブラー レジェンドジュラシック・ワールドミッション:インポッシブル ローグ・ネイション幕が上がるナイトクローラー死霊高校テッド2ワイルドカードムカデ人間3やるっきゃ騎士〈ナイト〉くちびるに歌を映画 みんな!エスパーだよ!さよなら歌舞伎町ピクセルおみおくりの作法進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールドピエロがお前を嘲笑う天空の蜂リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴンGONIN サーガアントマン新選組オブ・ザ・デッドカリフォルニア・ダウン7500心が叫びたがってるんだ。カンフー・ジャングルカイト KITEJIMI:栄光への軌跡ギャラクシー街道ドラゴンボールZ 復活の「F」映画 暗殺教室俺物語!!探検隊の栄光シグナルグラスホッパー明烏 アケガラス呪怨 -ザ・ファイナル‐ムーン・ウォーカーズ






『ムーン・ウォーカーズ』公式サイトはこちら




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