「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
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【あらすじ】
県立福井中央高校に進学した友永ひかりは、中学の同級生でサッカー部に入部した孝介を応援したいという軽い気持ちでチアダンス部に入部。
しかし、チアダンス部の顧問・早乙女薫子のスパルタぶりに退部者が続出。チームメイトであり部長の彩乃らとなんとか続けていくが、学校から廃部の勧告を言い渡される。
ひかりらは全米大会制覇を目標にチアダンス部を存続させることに成功したが、それからさらなる過酷な特訓が始まるのだった―
【コメント】
さて、今回は再三劇場の予告編で観ていた本作をチョイス。
予告から察するに『スイングガールズ』や『ビリギャル』といった、JKが奮闘して栄光を掴む王道の青春サクセスストーリーと見受けられたので、ここに今一番光り輝いている若手の広瀬すずが主演とあればこりゃ観に行かない手はないと、さっそく「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。
(C)2017 映画「チア☆ダン」製作委員会
イキイキとした女の子たちの王道スポ根映画
いやもうね、映画の出来はさておき、僕はこの映画大好きです!チアダンスを題材としたスポ根映画。思ったとおり、ダメダメなJKがスパルタコーチのもと厳しい特訓に耐え徐々に成長、一度は仲間割れや伸び悩みの葛藤はあるものの、それを乗り越えて見事に栄光を手にする、という絵に描いたような王道の青春サクセスストーリー。展開も笑いもベッタベタ。しかし、これがいい!
広瀬すずをはじめとした女の子たちのキャラクターがとにかく元気はつらつでイキイキとしていて気持ちが良い!観ているこっちも元気づけられる。泣いて笑って元気になれる王道のスポ根映画でしたね。最高に面白かったです!
なんといっても広瀬すず&中条あやみ、そして天海祐希!
いやしかし、本作に登場する女の子たちのまあ元気なこと。主役の広瀬すずは言わずもがな、見るからにポジティブで明るい表情の可愛らしい女の子。彼女目的で映画を観るだけでも本作を観る価値は十分ありますね。
あと、最近CMなんかでもよく見かけるようになった中条あやみもシュッとした美形女子。責任感強いチアダンス部部長を演じていますが、真面目な中に見せる部長の葛藤や挫折をうまく演じていましたね。
そして、なんといってもスパルタ鬼コーチ役の天海祐希、彼女が本作をしっかりと締めていましたね。部員たちに嫌われようが最初から最後まで鬼コーチに徹し、そして全米制覇を成し遂げたクライマックスで見せる涙が最高に良い!天海祐希はベストキャスティングですね。
その他、まいんちゃんことロリ系の福原遥も良かったし、コミュ障のヒップホッパー山崎紘菜も良い味出してましたね。山崎紘菜、どっかで見たことあるな~と思っていたら、昨年のTVドラマ「監獄学園」で生徒会長役をやってたコですね。本作を転機に、これからもっともっと活躍していってほしいです。
『チア☆ダン』で福井県の知名度向上か!?
知ってのとおり、本作は実話を基に作られたお話。僕は東北の人間なんで、本作の舞台である福井県には縁もゆかりもないんですが、会社の同僚に福井県出身の者が何人かいて、彼らに「『チア☆ダン』観た?」と尋ねても「観てない」というつれないお言葉。福井県民にはぜひとも本作を観てほしいところです。
なんといっても、クライマックスでコールされる「フクイ!フクイ!」の連呼。“福井地獄”なんてディスった言葉も登場してきますが、世界に“フクイ”の名を知らしめた福井商業高校は福井県民ならずとも日本国民がリスペクトすべき女子高生たちです。なんてったって、全米チアダンスコンテストで5回も優勝しているんですから。
本作を観て、福井県の知名度が一気にアップすれば、僕の同僚たちも鼻が高いんじゃないでしょうかね。
(C)2017 映画「チア☆ダン」製作委員会
【2017年度 Myランキング】(3/12時点)
本作は、本年度のベスト10中3位(暫定)にランクイン。
プレミアムフライデー関係なし。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:愚行録 ★★★★
3位:チア☆ダン ★★★★
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
2位:お嬢さん ★★☆
3位:
<その他ランク外一覧>
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