「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
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【あらすじ】
コペンハーゲン警察署にある未解決事件を捜査する“特捜部Q”。
Qのもとに、海岸に打ち上げられたボトルが届く。その中には「助けて」と書かれた手紙が入っていた。
手紙は7~8年前に書かれたものでインクが滲み殆ど読むことができなかったが、差出人の頭文字“P”を手掛かりに、カール・マークをはじめとしたQのチーム達は捜査を開始する。
手紙を解読しながら該当する行方不明者を割り出していくが、次第にとある教団の存在が浮き彫りになっていき、そこには驚愕の真相が隠されていた―
【コメント】
さて、今年も年明けに企画された映画の祭典「未体験ゾーン映画たち2017」。
ここで公開された映画はいち早くDVD化されTSUTAYAに陳列されるわけですが、ここへきてさっそく『特捜部Q 檻の中の女』『特捜部Q キジ殺し』に続く「特捜部Q」シリーズの第3弾がDVD化。
昨年観た第2弾がことのほか面白かったので、ぜひ劇場でと思っていたのですが、結局レンタルでの鑑賞と相成った次第です。
(C)2016 ZENTROPA ENTERTAINMENTS20 APS, ZENTROPA HAMBURG GMBH, ZENTROPA ENTERTAINMENTS BERLIN GMBH, ZENTROPA INTERNATIONAL NORWAY AS. All rights reserved.
いや~シリーズ第3弾となる本作も、相変わらず濃密で重厚なミステリーでしたね。原作は未読ですが、おそらくは原作がしっかり練られているんでしょう。十分に見応えがあるミステリー映画でした。
第3弾となる本作は、海岸に打ち上げられたひとつのボトルに入っていた「助けて」というメッセージ。ボロボロになった紙切れからメッセージを導き出し、捜査していくうちに驚愕のラストに突入という具合。ミステリーとはいえ、いわゆる犯人当てというシチュエーションではなく、Qチームが真相に近づいていく過程と、首謀者とおぼしき神父の行動が交差しながら進んでいくという流れで、この展開がこれまた見せてくれる。
個人的には前作『キジ殺し』が面白かったので、それと比べると僕は前作のほうが好きですが、そこは好みの問題。本作もミステリーとして十分に見せてくれる映画でしたね。
思うに、この「特捜部Q」シリーズは、映画祭で公開される作品の一品として公開させるのは非常にもったいない映画だと思ってます。単体で上映するに値する十分な魅力を持った映画だと思いますね。TSUTAYAに足を運んだらぜひ手に取ってほしいです。
ちなみに、原作の「特捜部Q」シリーズはまだまだあって、現時点で順番どおりに映画化されているので、第4弾となるであろう「カルテ番号64」もぜひ映画化してほしいところです。カール&アサドのコンビが繰り広げるミステリーへの挑戦、また観たいです。
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【2017年度 Myランキング】(3/18時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
久々のお酒は回りが早い。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
2位:愚行録 ★★★★
3位:チア☆ダン ★★★★
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
2位:お嬢さん ★★☆
3位:
<その他ランク外一覧>
本能寺ホテル新宿スワンⅡドクター・ストレンジナイスガイズ!咲 -Saki-ラ・ラ・ランドスレイブメン特捜部Q Pからのメッセージ
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