「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

ザック・エフロン
ミシェル・ウィリアムズ
レベッカ・ファーガソン
ゼンデイヤ
【あらすじ】
19世紀半ばのアメリカはコネチカット州。
貧しい身分で育ったP.T.バーナムは、幼なじみで裕福な家のチャリティと結婚し、二人の可愛い娘を持ち、貧しいながらもつつましく幸せに暮らしていた。
一発逆転を狙ったバーナムは、寂れた博物館を買い取り、個性的なメンバーによるショーをヒットさせる。バーナムをよく思わない住民も多かったが、若き相棒フィリップの協力によりショーは大成功する。
ある時、オペラ歌手ジェニー・リンドと出会い、彼女を世界に広めようと大々的な公演を開催するが、家族を顧みないバーナムに試練の時が訪れようとしていた―
【コメント】
さて、今回はテレビのCMでも再三流れ話題となっている本作を鑑賞。20世紀フォックスのオハコのミュージカルですな。
僕はミュージカル映画は嫌いじゃないです。予告から観るに、いかにもなアメリカンミュージカルっぽいと感じたので、まず外しはしないだろうと「MOVIX昭島」に足を運んだ次第です。
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
ゴージャスでダイナミック、これぞミュージカル
いやぁ~良かった!ハリウッドらしいゴージャスでダイナミックな音楽とダンスの数々。これぞザ・ミュージカル、堪能させていただきました。
ストーリーとしては、原題のサーカスという形式を世に知らしめたP・T・バーナムという実在の人物の半生を描いたもので、不遇の幼少期から結婚、家族、成功と失敗、そしてサーカスのメンバーたちとの絆を中心に展開されていますが、王道な展開ながらもそこはやっぱりミュージカル。音楽がとにかく鳥肌が立つほど素晴らしい!心震わすメロディと歌声、ダイナミックな集合ダンスと、どれを取っても見応え十分。
ストーリーに若干の雑さは感じたものの、そんなところはチャラにできるほど見応え聴き応えたっぷりなミュージカルを見せてくれるので十分に楽しめましたね。欲を言えば、クライマックスはもっと弾けても良かったんじゃないかとも思います。
芸達者ヒュー・ジャックマン
本作の主役であるヒュー・ジャックマンは相変わらずの存在感を見せつけていますが、改めてヒュー・ジャックマンというアクターの芸達者ぶりに感心しますね。
「X-MEN」シリーズのウルヴァリンで哀しきミュータントを演じたり、本作や2012年『レ・ミゼラブル』でミュージカルをやったりと、とにかく演技が幅広い。親日家で紳士的かつユーモアにもあふれている。この人が出る映画は安心さえ感じてしまいますね。
本作で第75回ゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされていて、残念ながら受賞は逃してしまったものの、受賞しても納得の存在感でした。
第90回アカデミー賞歌曲賞ノミネート「This Is Me」
言わずもがな、本作最大の醍醐味は音楽ですが、本作のサウンドトラックはアメリカはもちろん日本でも大ヒットしてますね。
その中でも、「This Is Me」は第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞しており、第90回アカデミー賞の歌曲賞にもノミネートされています。とにかくダイナミックで壮大、納得の1曲です。
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
【2018年度 Myランキング】(2/24時点)
本作は、本年度のベスト10中1位(暫定)にランクイン。
あばら骨折してました。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:グレイテスト・ショーマン ★★★☆
2位:
3位:
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:マンハント ★★☆
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>
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